エッセー・評論

 先日退陣を表明した菅政権だが、発足後間もない時期に日本学術会議会員候補の任命拒否という出来事があった。これは、菅政権の固有性にとどまらない、日本の大学や学問の、国家・社会に対する位置を象徴的にあらわしている。

毎日のことこと
高山なおみ

 今朝はいつものように起きられず、わざと寝坊しました。なんとなく、夏の疲れが残っているような気がして。雨は降っていないようだけど、きっと今日も曇り空です。

 今年の夏もいろいろなことがありました。

もらった種とまいた種
イラストレーターWAKKUNこと涌嶋克己

 京都の奥、美山のかやぶき美術館で作品展をしたときのこと。作品を展示した後、美術館の方が、近くにある「つるや」という旅館を紹介してくださった。

 つるやは小さな旅館だったが、すみずみ

カマキラズの斧
貴志祐介

 「日本沈没」、「沈黙の艦隊」、「シンゴジラ」に至るまで、物語のジャンルを問わず、日本が国難と言える災害に直面したとき、為政者は天命を悟り決然として立つ。たとえ、平時はどんなに利権まみれ汚職まみ

 今年になってから、外でごはんを食べる際に、周囲の会話にびっくりすることが数回続いている。

 まず、森喜朗前オリンピック・パラリンピック組織委員会会長が、「女性がたくさん入っている会

ごまめの冒険
福田和代

 健康のため散歩する公園に、陽気なウグイスがいます。

「ホォ~~ホケキョ、ホイッ」

 最後のひと声に愛嬌(あいきょう)があって、通りかかるたび、「あの鳥は今日もいるかな」

 両親が死んでもう10年以上経つのだが、今頃になって、思いがけない瞬間、記憶が鮮やかによみがえり、はっとさせられることがある。

 6月、夙川沿いを歩いていると、アジサイがきれいに咲いていた。

木皿食堂
木皿泉

 箱を見るとつい買ってしまう。古いものでも、新しいものでも、私は吸い寄せられるように近づき、気がつけば手に取っている。

 先日、薬を詰めてあったらしい小さな丸い缶を見つけて欲しくなっ

 日本で新型コロナウイルス感染が確認されて1年が過ぎた。その勢いは止まらない様相だ。

 ちょうど1年前の旧正月(春節)の休みに、家族と一緒に神戸へ帰省した。当初の予定では春節の休みが

 香苗・オルセン。デンマーク在住の糖尿病エキスパート看護師。彼女ほど有言実行のヒトを私は知らない。現在、グリーンランドの診療所に勤務するこの友人とオンラインで繋かることができた。

汀にて
鷲田清一

 言葉にはいろんな顔がある。

 言葉に詰まる、言葉が途切れる、言葉を呑(の)み込むといったことから始まって、聞き漏らしそうなほどに低い声のつぶやきや、おずおずとさわりにくるような言葉

 この連載は自分自身の大学生活を振り返りながら、「大学時代にやってよかったこと」というテーマでスタートしました。読書の効用や恋愛の醍醐味(だいごみ)、書いて削って磨く卒論などについてさまざまなこ

 

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