完成した「千年蔵」をタンクからくみ出す「淡路千年蔵の会」の打土井博会長ら=千年一酒造
兵庫県の淡路島の日本酒愛好家グループ「淡路千年蔵の会」が特別に醸造した酒「千年蔵」が今年も完成した。22日、同県淡路市久留麻の千年一酒造で試飲会があり、会員5人が参加した。
同会は同社の女将(おかみ)らが2002年に立ち上げたグループが前身。毎年酒蔵コンサートを開いたが、会員の減少から15年を最後に中断した。その後、再開を望む声が上がったため、地域住民が集い17年2月に結成。現在の会員は約60人で、酒の仕込みは4年目となる。