ひょうご経済プラスTOP 地域発一覧 「山の芋」傷つけないよう優しく 丹波篠山で収穫ピーク

地域発

「山の芋」傷つけないよう優しく 丹波篠山で収穫ピーク

2020.11.11
  • 印刷
畝一面を覆った「つる」をめくり、山の芋を掘り出す平野正憲さん=丹波篠山市味間南

畝一面を覆った「つる」をめくり、山の芋を掘り出す平野正憲さん=丹波篠山市味間南

 粘りの強いとろろと高い栄養価で知られる「山の芋」の収穫が、兵庫県丹波篠山市内の畑で最盛期を迎えている。畝全体を覆う「つる」のじゅうたんが茶色に染まった晩秋、つるをめくって土を掘ると、丸い形の芋が顔を出す。

 市内の山の芋栽培は江戸期に始まったとされる。1970年代には約240ヘクタールの栽培面積を誇ったが、近年は40ヘクタール未満に減った。畝に稲わらを敷き詰める作業やほぼ毎日の「つる直し」、収穫などほとんどが手作業の重労働。作り手を増やすため、省力化の研究も進められている。