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 米中を巡る安保枠組み  オーストラリア沖で共同訓練する同国の艦艇(奥)に手を振る米駆逐艦の艦長(右)ら=7月(米軍提供、共同)  オーストラリア沖で同国の艦艇(手前)と給油訓練をする米海軍の強襲揚陸艦=7月(米軍提供、共同)
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 米中を巡る安保枠組み

 オーストラリア沖で共同訓練する同国の艦艇(奥)に手を振る米駆逐艦の艦長(右)ら=7月(米軍提供、共同)

 オーストラリア沖で同国の艦艇(手前)と給油訓練をする米海軍の強襲揚陸艦=7月(米軍提供、共同)

  •  米中を巡る安保枠組み
  •  オーストラリア沖で共同訓練する同国の艦艇(奥)に手を振る米駆逐艦の艦長(右)ら=7月(米軍提供、共同)
  •  オーストラリア沖で同国の艦艇(手前)と給油訓練をする米海軍の強襲揚陸艦=7月(米軍提供、共同)

 米中を巡る安保枠組み  オーストラリア沖で共同訓練する同国の艦艇(奥)に手を振る米駆逐艦の艦長(右)ら=7月(米軍提供、共同)  オーストラリア沖で同国の艦艇(手前)と給油訓練をする米海軍の強襲揚陸艦=7月(米軍提供、共同)

 米中を巡る安保枠組み

 オーストラリア沖で共同訓練する同国の艦艇(奥)に手を振る米駆逐艦の艦長(右)ら=7月(米軍提供、共同)

 オーストラリア沖で同国の艦艇(手前)と給油訓練をする米海軍の強襲揚陸艦=7月(米軍提供、共同)

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  •  オーストラリア沖で共同訓練する同国の艦艇(奥)に手を振る米駆逐艦の艦長(右)ら=7月(米軍提供、共同)
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 米国、英国、オーストラリアが安全保障の新枠組み「AUKUS(オーカス)」構築に踏み切った。非核保有国に原子力潜水艦を導入する異例の戦術には、対中国包囲網強化を急ぐバイデン米政権の焦りものぞく。核の平和利用をうたう核拡散防止条約(NPT)体制の「抜け穴」(米専門家)になる疑念は強く、中国が早速反発。新たな軍拡競争の懸念も高まる。

 ▽悪用

 「はっきりさせておきたい。核武装した潜水艦ではない。動力に原子炉を使う通常兵器の潜水艦だ」。バイデン大統領は15日の発表で、原潜導入に際し、NPTを完全に順守すると強調した。

 NPTは核兵器保有を米英仏中ロ5カ国に認めた上で核拡散防止を規定。米カーネギー国際平和財団研究所のジェームズ・アクトン上級研究員は「(原潜導入は)重大な間違いだ。世界の不拡散体制の深刻な抜け穴として他国が悪用する恐れがある」と警鐘を鳴らす。

 米政府高官は「推進力」として原子力を使うにすぎないと主張するが、潜水艦が軍事目的なのは明白だ。米国がNPTに抵触する印象を与えないよう躍起なのは、核・ミサイル開発にまい進する北朝鮮に付け入る隙を与えることになるからだ。

 新型コロナウイルス対応に苦しむバイデン政権は、アフガニスタン駐留軍撤退で混乱を招き「他の案件に手を出す余裕が全くない」(政府関係者)状態。対中包囲網を大々的に演出し、批判をそらす思惑もありそうだ。

 英国は欧州連合(EU)離脱後の新外交戦略として、影響力を増す中国への対抗姿勢を強め、インド太平洋地域への「傾斜」を掲げる。最新鋭空母クイーン・エリザベスを派遣し、今月上旬には日本にも寄港した。「共通の利害と価値観の下で、インド太平洋の安定を促進する」。英政府は15日、AUKUSの意義を強調した。

 ▽隠密

 オーストラリアはなぜ原潜が必要なのか。対立する中国の圧力は石炭輸入制限やワインへの制裁関税といった経済分野に限定されており、一段の圧力をけん制する狙いのようだ。

 公共放送ABC電子版は、中国が軍事拠点化を進める南シナ海で「隠密行動」を取れるだけでなく、原潜派遣を何らかの形で公にし「意図的に存在感を示すこともできる」と指摘。ただ、中国が過剰に反応すれば南シナ海周辺で軍拡競争が加速する懸念もある。

 モリソン首相は核兵器のみならず、原発への利用も否定するが、AUKUSはオーストラリアの議会で承認されておらず、反核団体は「不意打ちだ」と猛反発。活動家ジム・グリーン氏は、原子力の専門知識がないのに一足飛びに原潜を保有するのは「深刻な安全上の問題がある」と批判した。(ワシントン、ロンドン、シドニー共同)

2021/9/17
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