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 タリバン新政権巡る国際情勢  両替所前の人混みと警戒に当たるタリバン戦闘員=4日、カブール(ロイター=共同)  アフガニスタンの首都カブールの空港でくつろぐタリバン戦闘員=5日(AP=共同)  預金を引き出すため銀行を訪れ、屋外で座って待つ市民らとタリバン戦闘員=5日、カブール(ゲッティ=共同)
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 タリバン新政権巡る国際情勢

 両替所前の人混みと警戒に当たるタリバン戦闘員=4日、カブール(ロイター=共同)

 アフガニスタンの首都カブールの空港でくつろぐタリバン戦闘員=5日(AP=共同)

 預金を引き出すため銀行を訪れ、屋外で座って待つ市民らとタリバン戦闘員=5日、カブール(ゲッティ=共同)

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  •  預金を引き出すため銀行を訪れ、屋外で座って待つ市民らとタリバン戦闘員=5日、カブール(ゲッティ=共同)

 タリバン新政権巡る国際情勢  両替所前の人混みと警戒に当たるタリバン戦闘員=4日、カブール(ロイター=共同)  アフガニスタンの首都カブールの空港でくつろぐタリバン戦闘員=5日(AP=共同)  預金を引き出すため銀行を訪れ、屋外で座って待つ市民らとタリバン戦闘員=5日、カブール(ゲッティ=共同)

 タリバン新政権巡る国際情勢

 両替所前の人混みと警戒に当たるタリバン戦闘員=4日、カブール(ロイター=共同)

 アフガニスタンの首都カブールの空港でくつろぐタリバン戦闘員=5日(AP=共同)

 預金を引き出すため銀行を訪れ、屋外で座って待つ市民らとタリバン戦闘員=5日、カブール(ゲッティ=共同)

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  •  預金を引き出すため銀行を訪れ、屋外で座って待つ市民らとタリバン戦闘員=5日、カブール(ゲッティ=共同)

 アフガニスタンでイスラム主義組織タリバンが権力闘争を経た難産の末、暫定新政権を樹立した。女性閣僚ゼロ、イスラム法厳守…。かつてと変わらぬ恐怖政治を敷く意図が透ける。国際社会の反発回避を狙って口を突く“協調姿勢”は砂上の楼閣か。各国の思惑が交錯する中、駐留軍を撤退させた米国に打てる手は見えない。市民生活の困窮と政情混乱は必至だ。

 ▽主導権争い

 「確定ではない。暫定だ」。タリバンによる首都カブール掌握から3週間余り。ムジャヒド報道官はやっと政権樹立を宣言した7日の記者会見でくぎを刺し、組閣の難航ぶりをにじませた。

 主導権争いが起きたのは支配が唯一及んでいなかった北東部パンジシール州の抵抗勢力への対応。インド紙によると、タリバン共同創設者バラダル師と、米国がテロ組織指定するタリバン最強硬派ハッカニ・ネットワーク創設者の息子アナス・ハッカニ氏が対立した。

 各国との交渉役を務めてきたバラダル師は多様な民族を取り入れる政権を指向し、同州の武力制圧に反対。ハッカニ氏側との3日の銃撃戦で負傷し、パキスタンに緊急搬送されたと報じられた。

 各地のパシュトゥン人武装勢力の寄せ集めとされるタリバン。結束力は不透明で、20年前に米軍の攻撃で崩壊した旧政権時代も多数の内紛が漏れ伝わっていた。タリバンは6日、同州の掌握を発表。一方で、容体不明のバラダル師が第1副首相となった7日公表の閣僚名簿にアナス・ハッカニ氏の名前はなかった。

 ▽強制結婚

 「仕事がない。あと1カ月ぐらいしか持たない。どうしたらいいのか」。カブールで家族8人暮らしのクルバン・アリさん(42)は途方に暮れる。食べるのはナン(平焼きパン)とコメ、豆とジャガイモばかり。育ち盛りの子どもたちを前に自身は食事を控えている。

 支援に依存するアフガン経済は脆弱で、混乱続きの市民生活は困窮。新政権が国を立て直すには、人権重視や治安の改善で国際社会の信頼を得られるかどうかが鍵だ。

 タリバンの攻勢以来、米国や国際機関が資金支援を停止し、新政権が利用できる資産はわずか。女性の権利を尊重すると言葉では繰り返すが、地方では女性への暴力や戦闘員との強制結婚、全身を覆うブルカの着用を求めているという証言が相次ぐ。欧米の支援再開のハードルは高い。

 ▽宿敵に依存

 「有効な書類を持つ人の出国は阻止していない」。ブリンケン米国務長官は7日の会見で、撤退後に取り残された米国人らを乗せたチャーター機の出発をタリバンが認めず、人質に取っているとの報道を強く否定した。

 20年前に打倒したはずの「宿敵」を外交トップが擁護する姿には、米国人約100人の出国の成否をタリバンに依存せざるを得ず、交渉力も限られる苦境がにじむ。頼みの国際圧力も、中国やロシアがタリバンと接近する中、効果は不透明だ。

 バイデン政権はタリバン政権承認や援助を盾に、米国人出国や女性の権利保障を迫る方針。タリバンと敵対する過激派組織「イスラム国」(IS)ホラサン州対応では連携も視野に入れる。だが、米国の足場はアフガンには既にない。「搭乗名簿や身元を確認する人がいない」とブリンケン氏。チャーター機を飛ばそうにも、最低限の手続きすら自力でできないのが超大国の現状だ。(イスラマバード、ニューデリー、ワシントン共同)

2021/9/9
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