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 【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポスト(電子版)は19日、ロシア中部タタルスタン共和国で6月に地下ガスパイプラインから地球温暖化を強力に引き起こすメタンが大量漏出しているのを欧州の人工衛星が捉えたと報じた。メタンは天然ガスの主成分で、採掘や輸送、貯蔵段階での漏出対策が急務となっている。

 同紙によると、1時間当たり400トン近いメタンが漏出していた。パイプラインの修復に当たったロシア政府系天然ガス企業ガスプロムは漏出を認めたものの、具体的な場所を明らかにしていなかった。

 メタンは老朽化した化石燃料関連施設での漏出が排出の大半を占めるとの研究もある。ロシアは石油、ガス部門での2019年のメタン排出量を400万トンとしているが、国際エネルギー機関(IEA)は衛星データの解析などで20年の排出量を世界最多の1400万トン近くに上ると推計。ロシアが排出量を過小評価した可能性もある。

 10月末からの気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)では、欧米が主導して世界のメタン排出量3割削減を目指す国際枠組みを設立する。ロシアはこの枠組みに参加表明していない。

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