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 ソウルでタトゥー店を運営する彫師の金度潤さん=7月(共同)
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 ソウルでタトゥー店を運営する彫師の金度潤さん=7月(共同)

 【ソウル共同】米人気俳優ブラッド・ピットさんらのタトゥー(入れ墨)を手掛けた韓国の著名な彫師(41)が、医師免許を持たずにソウルで客にタトゥーを施したとして医療法違反罪に問われ法廷闘争を展開、18日までに結審した。彫師側は時代遅れな法規制だと無罪を主張。11月の判決に注目が集まっている。

 彫師は、ソウルで看板を掲げずにタトゥー店を運営している金度潤さん。2019年、医師免許なしで韓国の女性タレントにタトゥーを施したことが罪に問われ罰金500万ウォン(約46万円)の略式命令を受けた。正式裁判に移行し、ソウル北部地裁で11月10日に判決が言い渡される。

 韓国最高裁は1992年、道具を使って皮膚に色素を入れるのは「各種疾病に感染する恐れがある」とし「医療行為」と判断。この判例を根拠に彫師が摘発されている。

 彫師の労働組合に所属し感染症予防の衛生講習にも尽力する金さんは、タトゥーは大衆に受け入れられた文化で、医師免許の有無で規制するのは職業選択と表現の自由を侵害していると強調。今月17日の最終弁論では、タトゥーを医療行為と見なす国は世界でも韓国しかないと主張した。

 日本では最高裁が昨年、医師免許を持たずにタトゥーを施したとして医師法違反罪に問われた大阪の彫師について「医療行為に該当しない」とした二審の逆転無罪判決を支持している。

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