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 TGV車両の実物大模型の前で演説するフランスのマクロン大統領(右端)=17日、パリ(AP=共同)
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 TGV車両の実物大模型の前で演説するフランスのマクロン大統領(右端)=17日、パリ(AP=共同)

 【パリ共同】フランス国鉄が運行する高速列車TGVの営業運転開始40年を記念する式典が17日、パリのリヨン駅で開かれた。マクロン大統領は式典で、日本の新幹線に次ぐ開発の成功を国民の「誇り」とたたえ、投資を続けると表明。温室効果ガス排出量が航空機より少ない鉄道の利用を促進し、地球温暖化対策につなげたい考えだ。

 TGVは1981年9月にパリ-南部リヨンで営業運転を始め、現在はパリと東西南北をつなぐフランスの大動脈となっている。研究を60年代に始めており、マクロン氏は演説で「当時は日本のことしか話題になっていなかった。驚くべき技術的成果だった」と64年開業の東海道新幹線に言及。TGVの実現は「フランス人の才能と情熱の歴史だ」と訴えた。

 TGVが高速走行できる総延長は約2700キロ。営業運転の最高時速は320キロと、東北新幹線と同じだ。一部列車はドイツなど他国にも乗り入れている。式典では、2024年の導入を予定している新型車両の先頭部の実物大模型も披露した。

 マクロン政権は17年の発足後、在来線の補修を優先させるとしてTGVの新規計画をいったん停止した。だが、今年になって南西部のボルドーからトゥールーズへの延伸などに約65億ユーロ(約8400億円)を拠出する方針を発表した。

 フランスのTGV運行事業は昨年12月に市場開放された。報道によると、年内にイタリアの鉄道会社が参入予定という。

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