国際

  • 印刷
 フィリピンのドゥテルテ大統領=2019年8月、マニラ(AP=共同)
拡大
 フィリピンのドゥテルテ大統領=2019年8月、マニラ(AP=共同)

 【マニラ共同】国際刑事裁判所(ICC、本部オランダ・ハーグ)は15日、フィリピンのドゥテルテ政権が進めた「麻薬戦争」に絡む、麻薬犯罪容疑者の超法規的殺害が「人道に対する罪」に当たる疑いがあるとして、正式捜査を承認したと発表した。主任検察官から申請を受けたICC予審判事部が審理していた。

 予審判事部は「麻薬戦争」について、国策に基づいて民間人への広範かつ組織的な攻撃が行われていた可能性があるとして「合法的な法律執行活動には見えない」と強調し「捜査に入る合理的な根拠がある」とした。

 主任検察官はドゥテルテ政権発足翌日の2016年7月1日からフィリピンがICCを脱退する前日の19年3月16日までに、警察やその協力者によって民間人計1万2千~3万人が殺害された可能性に言及。ドゥテルテ政権は既に脱退したICCの管轄権を認めない立場だが、ICCはフィリピンが加盟していた時期の行為には管轄権があるとしている。

 ICCはドゥテルテ大統領が主導した麻薬犯罪対策で、証拠や司法手続きもないままに容疑者を殺害するのは人道に対する罪に当たるとの告発を受けて18年2月に予備調査を開始。ドゥテルテ氏が反発し、フィリピンはICCを脱退した。

国際の最新
もっと見る
 

天気(10月24日)

  • 21℃
  • 12℃
  • 10%

  • 20℃
  • 10℃
  • 20%

  • 21℃
  • 11℃
  • 0%

  • 22℃
  • 10℃
  • 10%

お知らせ