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 記者会見する米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表=15日午前、東京都港区の米大使館
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 記者会見する米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表=15日午前、東京都港区の米大使館

 米国のソン・キム北朝鮮担当特別代表は15日、東京で共同通信など一部メディアと会見し、ミサイル実験など北朝鮮の挑発行為は地域の安全保障環境を不安定化させると懸念を表明、「自制を望む」と語った。朝鮮半島の完全な非核化へ外交努力を続けると強調。「米国は北朝鮮に敵意を抱いていない」と述べ、金正恩朝鮮労働党総書記に「意味ある対話」に応じるよう促した。

 会見は北朝鮮による15日午後の弾道ミサイル発射前に開かれた。キム氏は新型長距離巡航ミサイルの発射実験成功を13日に公表した北朝鮮の意図は分析中だとした上で、日本や韓国など近隣諸国や国際社会への脅威が増しているとの認識を示した。途絶えている米朝協議の再開を目指し、ニューヨークの北朝鮮国連代表部などを通じて対話を複数回呼び掛けているが「残念ながら返事はない」と語った。

 北朝鮮は新型コロナウイルス対策で国境を封鎖中。キム氏は、経済的な困難が増す北朝鮮への人道支援について、非核化の進展とは切り離して検討を進めると述べた。

 14日に東京で外務省の船越健裕アジア大洋州局長や韓国の魯圭悳・朝鮮半島平和交渉本部長と協議したキム氏は、北朝鮮対応で日韓との3カ国連携の重要性を強調した。(共同)

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