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 イランのアラグチ外務次官
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 イランのアラグチ外務次官

 【テヘラン共同】イラン核合意の再建に向けた米国とイランの間接協議で、イラン交渉団のトップを務めてきたアラグチ外務次官(政務担当)が近く退任する方向になったことが13日、政府高官の話で分かった。後任の次官は、米欧に厳しい姿勢を取るバゲリ最高安全保障委員会元事務局次長で調整されている。

 穏健派ロウハニ前政権下で、ザリフ外相と共に核交渉の実務を取り仕切ったアラグチ氏の去就は、交渉の行方を占う人事として注目されていた。反米保守強硬派ライシ大統領は間接協議を継続する方針で、自らの考えに近い人物を中心に据えた新たな布陣で臨む。

 アラグチ氏は核交渉に長く関わってきたベテラン外交官。駐日イラン大使を務めた知日派としても知られている。

 米イランの間接協議はウィーンで4月に始まった。アラグチ氏率いる交渉団は、欧州連合(EU)などを介して米国と協議。妥結へ前進したが、6月のイラン大統領選で米欧との妥協を許さないライシ師が圧勝したことで停滞した。協議は中断し、再開日程は未定だ。

 高官によると、詳細な交渉経過を知るアラグチ氏は退任後、しばらくは顧問役として関与する可能性がある。交渉を主導するのはバゲリ氏や、核合意に否定的な保守強硬派ジャリリ最高安全保障委員会元事務局長らになるとの見方が出ている。

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