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樹齢100年以上とみられるケヤキに、若いケヤキを接ぎ木する樹木医=高砂市米田町米田
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樹齢100年以上とみられるケヤキに、若いケヤキを接ぎ木する樹木医=高砂市米田町米田

 兵庫県高砂市米田町米田の県道沿いで地域のシンボルとして愛され、樹齢100年以上とみられる2本のケヤキを、加古川市や加西市などの樹木医5人が治療した。約15年前に手当てを始めたが、うち1本は回復のスピードが遅く、周囲に植えた若いケヤキから養分を送り込めるよう枝同士で接ぎ木した。

 2本のケヤキはもともと、近くの造り酒屋の敷地内にあった。2000年に県道の拡張で伐採される予定だったが、住民の惜しむ声を受け、道を隔てた市有地に移植。だが、07年ごろから枝や根が枯れ、幹にキノコが生え始めた。住民らは寄付金を募るコンサートを開いて治療費を集め、樹木医が治療を実施。近年は、ボランティアとして幹や枝の補強や土壌の改良に取り組み、経過を見ている。

 樹木医は約4年前、回復が遅い1本に、栄養の供給源となる若いケヤキを接ぎ木。今月17日には新たに若いケヤキ1本を追加した。はしごやクレーンを使い、双方の枝をつなげた。

 治療に携わってきた樹木医松元廣美さん(92)=加古川市=は「500年、千年と地域の人から愛され続けられるよう、面倒を見ていきたい」と話した。(門田晋一)

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