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 「兵庫県加古川市教委(教育委員会)の保身を変えたい」。2016年にいじめを苦に自殺した同市立中学校の女子生徒=当時(14)=の父親は10日、市に損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論後の記者会見で、苦渋の決断で提訴に踏み切った思いを語った。会見の主なやりとりは次の通り。

 -今の気持ちと、(法的責任を認めなかった)市側の答弁について。

 「訴訟は避けたかった。話し合いで解決したかった。事件と向き合うのはつらいが、市側の解決案があまりにもふざけていた。残りの人生を懸けて納得いくまでやっていきたい。(市教委が設置した)第三者委員会の調査に生徒は真剣に取り組んでくれたのに、教員の虚偽姿勢が許せない」

 「(答弁書は)開き直っている。いじめを発見できなかったから仕方ない、だから責任はないという内容。怒りしかない」

 -市教委、学校に何を求め、どう変わってほしいか。

 「市教委の風土改革。アンテナを張って、先生が子どもを見る意識がないといけない。いじめでも『トラブル』でくくってしまう風土があるのではないか。生徒を守る組織であってほしい。市教委は教員を守る感じになっている」

 -母親も意見陳述した。

 「学校の虚偽が許せない。(母親は)ものすごく自責もあるが、学校から一つでも情報共有があれば娘を救えたという気持ちだ」

 -娘に対しては。

 「謝った。こういう形になったけど、両親として、お父さん、お母さんとして許せない状況なんだ。ごめんやけど納得するまでやらせてもらうと。この1週間ぐらい、ずっと思っていた。娘はやっぱり争い事が嫌いだったので」

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