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河村史弥奈さん
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河村史弥奈さん

 地域の子どもたちと一緒にボードゲームを楽しむ。推理が必要だったり、記憶力が試されたりと、脳に汗をかきそうな約10種類を準備。「さいころやルーレットの出た目で勝敗が決まるゲームは面白くない。運任せではなく、しっかりと戦略を練ることで、考える力も育まれる」と笑顔を見せる。

 兵庫県播磨町で生まれ育ち、現在は神戸学院大で教育学を学ぶ4年生。中学、高校時代の遊びや買い物はいつも町外で済ませ、町内で過ごすことがなかったことに気付いた。「幼い子どもやお年寄りの集いの場はたくさんあるのに、若い人が緩やかにつながる機会はあまりない。町を遊び場にできないだろうか」とぼんやり考えていた。

 そこで着目したのが、大学の仲間同士で盛り上がっていたボードゲームだった。世代を超えて楽しめ、コミュニケーションも必要。自分の好きなタイミングで遊べるスマートフォンのアプリやテレビゲームとは異なる魅力がある。

 「学校とは違う学びの場になるし、若い世代の居場所づくりにもなるはず」。町の補助を受け、「マチで暮らそう。はりまで育ち塾」を友人と立ち上げ、昨年8月に活動を始めた。現在は10、20代の9人が所属している。

 新型コロナウイルス感染症の拡大で、満足のいく活動はできていないものの、約5カ月で計7回のイベントを開いた。呼び掛けて参加してくれた地域の小学生は、ゲームにはまって何度も訪れている。メンバーの中からも、写真展の企画を考えていたり、播磨町を舞台にしたボードゲームを制作中だったりと、活動の幅も広がりつつある。

 自身は今年3月に大学を卒業し、県内の金融機関に就職するが、今後も休日を使って塾の活動には参加するつもりだ。「県内で最も狭い播磨町が、若者がやりたいことが一番できる町になって、活気が生まれていけばうれしい」(門田晋一)

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