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十二支をテーマに木版画やオブジェを手掛ける藤原向意さん=加古川市
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十二支をテーマに木版画やオブジェを手掛ける藤原向意さん=加古川市

 木版画やオブジェを制作している美術作家藤原向意(さきお)さん(88)=兵庫県加古川市=の作品展「十二支展」が5日、同市野口町良野の市立松風ギャラリーで始まる。来年のえとにちなんだ牛を題材に、太い線描と原色で仕上げた木版画や、木の枝、ペットボトルのふたなどで作った造形作品など、半世紀近くの間に手掛けた十二支を約100点展示する。20日まで。

 藤原さんは、武蔵野美術学校(現武蔵野美術大)で西洋画を専攻。1955年に県立神戸聾(ろう)学校(現神戸聴覚特別支援学校)で美術教諭として教壇に立った。絵画以外に木版画を指導するため、自身も打ち込むように。知人の勧めもあり、74年から同年のえと「寅(とら)」の木版画を手掛け始めた。82年に県立盲学校(現視覚特別支援学校)に赴任した後は造形作品も制作。国内外で作品展を開き、現在は姫路美術協会の代表も務めている。

 85年の牛は、紙にフェルトペンで大胆に描き、和紙にコピーして独特の質感を表現した。2021年版の木版画の牛は、黒色をベースに、大きな目でにらみを利かせ、刻んだ線には赤や青などで色付け。新型コロナウイルス感染症の早期収束と来年が明るい年になるよう願いを込めた。藤原さんは「身近な十二支を、いろんな形で表現できることを知ってほしい」と話す。

 午前9時~午後5時。6日午後2時からは藤原さんが作品を解説。同ギャラリーTEL079・420・2050

(門田晋一)

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