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 社会では男性が優遇されており、家族を養うのは男性の役割-。兵庫県加古川市が実施した市民対象の調査で、こんな風に感じている人が多いことが分かった。若い世代を中心に変化の傾向は見られるものの、男性中心の意識が根強いことが浮き彫りになっている。(斉藤正志)

 調査は5年ごとで、今回は昨年11~12月、無作為に選んだ18歳以上の市民3千人を対象に実施。1162人が答えた。有効回答率は38・7%。

 男女の地位が社会全体で平等かどうかを聞いたところ、「男性が優遇」「やや優遇」が全体の計71・6%に上った。前回2014年調査では72・5%で、ほとんど変わっていない。

 一方、「平等」と答えたのは、男性の19・3%に対し、女性は8・3%にとどまる。男女で感じている意識に違いが大きいことが、明らかになった。

 また「家族を養うのは男性の役割だ」の設問には、「賛成」「どちらかといえば賛成」が計55・6%に。「反対」「どちらかといえば反対」の計32・5%を大幅に上回った。男女別でも賛成意見は男性60・4%、女性51・9%といずれも半数を超える。「子どもが3歳くらいまでは母親の手で育てる方が良い」も、賛成意見が62・7%に上った。

 しかし、「夫は外で働き、妻は家庭を守るべきだ」は、いずれも「反対」「どちらかといえば反対」が、前回調査より14・4ポイント増え、計50・9%と半数を上回った。10~30代を中心に若い世代ほど反対意見が多いが、年代が上がるとともに賛成意見が増え、70歳以上で6割を超えた。

 市男女共同参画センターは「固定的な性別による役割分担意識は、少しずつ解消されてきているが、まだまだ根強い。引き続き啓発を進めたい」とする。

 同センターは調査を基に、第5次男女共同参画行動計画(21~26年度)の素案を作成。市民から意見を募るパブリックコメントを12月3日まで実施している。同センターTEL079・424・7172

 また調査では、配偶者や恋人らに暴力を振るうドメスティックバイオレンス(DV)についても聞いており、その結果を基に「配偶者等からの暴力対策基本計画」(21~26年度)の素案をまとめた。同日までパブリックコメントを行っている。市家庭支援課TEL079・427・9293

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