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最新の災害被害想定を盛り込み、加古川市が6年ぶりに改訂した総合防災マップ=同市役所
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最新の災害被害想定を盛り込み、加古川市が6年ぶりに改訂した総合防災マップ=同市役所

 兵庫県加古川市は、洪水や高潮、土砂災害などで最新の被害想定を反映させ、「総合防災マップ」を6年ぶりに改訂した。千年に一度の大雨が降るなど「最悪」の場合を予測。イラストを使って、防災の基礎知識や事前の備え方を分かりやすく解説し、市危機管理課は「自分の住んでいる場所で、どんな災害が起き得るのかを確かめ、どう行動したらいいのか考えてほしい」と呼び掛ける。9月中に市内の全戸、全事業所に配布する。(斉藤正志)

 県は昨年8月、千年に一度の大雨による被害想定を公表。加古川下流域の浸水面積(高砂市を含む)は、従来の1・7倍の約72・3平方キロメートルに及ぶと予想している。

 今回改訂した防災マップでは市内全域を14カ所に分け、地図で詳細な浸水想定区域を掲載。予想される浸水の深さによって5段階で色分けしている。水が引くまでの「浸水継続時間」も新たに盛り込み、浸水深が50センチ以上になってから50センチを下回るまで、1日以上かかる地域が広範囲にわたることを地図で示している。

 高潮についても、県が今年8月31日に公表した「想定し得る最大規模」の被害を掲載。満潮時に巨大な台風が上陸するなど悪条件が重なれば、加古川市域の約2割が水に漬かることを地図で明示している。

 土砂災害では、特に危険度の高い「土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)」を新たに盛り込み、「土砂災害警戒区域(イエローゾーン)」とともに地図に表示。警戒が必要な場所が、市北部に点在していることが分かる。

 南海トラフ巨大地震や山崎断層帯地震で予想される震度も、地図で示した。

 風水害が予測される場合に、事前に「いつ」「誰が」「何をするか」を時系列で整理しておく「タイムライン」の考え方を説明し、各家庭で話し合うことも推奨。巻末には、自分や家族の連絡先、常備薬などを記す「我(わ)が家の防災メモ」を付け、切り取って持ち歩けるようにしている。

 A4判で86ページ。市のホームページでも公開している。市危機管理課TEL079・427・9717

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