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建設が進む神戸物産新本社(左)と研究棟=加古川市加古川町平野
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建設が進む神戸物産新本社(左)と研究棟=加古川市加古川町平野
移転が決まった現本社=稲美町中一色
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移転が決まった現本社=稲美町中一色

 2021年春をめどに兵庫県加古川市に本社を移す神戸物産(同県稲美町中一色)は、近年の好業績を受け、15年から新卒採用を本格化している。さらに業績を上げるには若く優秀な人材の確保が必要だが、現本社の立地から路線バスの運行本数が少ないことが、今後の採用活動のネックになると判断。移転に踏み切る要因となった。

 現本社の最寄り駅はJR東加古川駅で、同社までの直線距離は約2・5キロ。徒歩なら約40分、自転車でも約20分かかるという。JR加古川駅と稲美町内を結ぶ路線バスはあるが、通勤時間帯の午前8時台に現本社の最寄りのバス停に停車するのは1本のみ。乗り遅れると午前9時の始業に間に合わず、タクシーを利用するしかない。

 そのため、現本社勤務の社員約300人の多くがマイカーで通勤。担当者は「これから入社する若い社員に車の購入は強制できない。駅に近い方が通いやすいのではないかと考えた」と移転理由を挙げる。移転先ではマイカー通勤者が不便にならないよう、新社屋には約150台が止められる立体駐車場も建てる。

 移転について、稲美町の担当者は「大きな企業だけに、残念としか言いようがない」と話す。ただ、同町は創業者沼田昭二氏の出身地で、1981年に隣接する加古川市神野町石守で食品スーパー「フレッシュ石守」を創業させるなど、同社にとっては思い入れの深い地域。現本社の敷地内にある「業務スーパーフレッシュ石守稲美店」は営業を続けるとし、担当者は「この店は弊社が直営する2店舗の一つ。今後も地域に愛される店舗にしていく」と強調する。(門田晋一)

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