兵庫県の丹波地域で活躍する作家8人の作品を展示する「丹波の森芸術展」が13日、丹波市柏原町柏原の丹波の森公苑で始まった。木工作品や陶器、絵画などさまざまなジャンルの力作約200点が並んでいる。14日まで。
同展は、丹波地域で活動している若手作家たちを応援することなどを目的として、同苑が初めて開催した。
会場には、作家それぞれの個性が光る作品がずらり。パソコンでデザインした生地を使ったハンドメイド作品をはじめ、ハンドルを回すと仕掛けが動く幅約1・6メートルの木製玩具、立体的な絵画作品などが展示されている。また、一部の作品は販売されている。
篠山中学校2年の女子生徒(14)は作品を見て、「自分には作れないなと思った」と驚いた様子。母親(47)も「(作品が)工夫されていて、新しい発見があった」と話していた。
入場無料。14日は午前9時~午後3時。同苑文化振興部TEL0795・72・5170
(川村岳也)
