アマチュア映像作品のコンテスト「第32回丹波篠山映像大賞」(神戸新聞社後援)の結果発表が7日、ネット配信などで開かれた「丹波篠山映像(ええぞ~)祭2021オンライン」であった。映像大賞には、谷口正治さん(71)=兵庫県姫路市=の「僕とおじいちゃん~里山に生きる動物たち~」が選ばれた。
同映像祭実行委員会などの主催。「生きる」のテーマで撮影した7分以内の作品を募り、全国から52点の応募があった。新型コロナウイルス対策のため、映像祭は動画投稿サイト「ユーチューブ」で中継され、事前に選ばれた5作品の上映などが行われた。
映像作品を作り約45年という谷口さんは、一昨年も同コンテストで大賞を受賞。今回は夜間対応の監視カメラなどを使い、イノシシなどの野生動物の生態を自宅周辺の里山で撮影した。ナレーションは小学6年生の孫が担当。子どもの日記風に描いた点などが評価され、2度目の大賞に輝いた。
谷口さんは「今年は孫と一緒に受賞でき、喜びもひとしお」と声を弾ませた。(真鍋 愛)
