兵庫県丹波市の子育て学習センターなどで新型コロナウイルスの飛沫(ひまつ)感染予防に使ってもらおうと、同市柏原町北中に粉ミルクの製造工場を持つグリコマニュファクチャリングジャパン(大阪市)は16日、丹波市に卓上の遮蔽(しゃへい)板60台を贈った。
遮蔽板の寄贈は、コロナ禍の社会貢献の一つとして、神戸工場(神戸市西区)の従業員が発案したという。手作りで透明の板を面取りし安全性に配慮した。大きさは縦50センチ、横90センチ。市は市内6カ所の子育て学習センターとこうがやま児童館(丹波市氷上町成松)の計7施設での設置を予定している。