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わらで編んだ槌を振り、地面をたたく子どもたち=丹波篠山市向井
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わらで編んだ槌を振り、地面をたたく子どもたち=丹波篠山市向井

 稲わらを編んだ槌(つち)で地面をたたき、秋の収穫を神に感謝する伝統行事「亥(い)の子」が16日夜、兵庫県丹波篠山市向井であった。地面をたたく動作はイノシシの頭突きに見立てているという。小中学生8人が集落の家々を歩いて回り、「パン、パン」と音を響かせた。(金 慶順)

 向井集落では古くから、「亥の月(旧暦10月)」の最初の「亥の日」前後に行事を実施。田の神様が帰る日であるとされ、亥の子餅を作って供えてきた。少子化のため一時中断していたが、2014年に復活し、その後は毎年続いている。

 午後6時、8人は向井八幡神社に集合。2班に分かれ、全48世帯を回った。家の玄関先で「亥の子の餅、祝いましょ」「お神酒も供えて祝いましょ」と歌いながら、稲わらを振り上げてリズムよく地面をたたいた。出迎えた住民は「遅くにありがとう」「暗いから気を付けてね」とねぎらい、小遣いを渡した。

 行事は1時間ちょっとで終了。篠山東中学校2年の男子生徒(14)は「手が痛いし歌いすぎて声が出ない」と言いながらも、「地域の人と触れ合う大切な機会だから毎年楽しみにしている」と笑顔だった。

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