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シルバーウイークの4連休中は多くの来館者でにぎわった大正ロマン館=1日午後、丹波篠山市北新町(撮影・久保田輝)
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シルバーウイークの4連休中は多くの来館者でにぎわった大正ロマン館=1日午後、丹波篠山市北新町(撮影・久保田輝)

 9月のシルバーウイーク(19~22日)に、兵庫県丹波篠山市の城下町には昨年を上回る勢いの観光客が訪れた。同市北新町の大正ロマン館では、品切れになる商品が相次いだほか、ほぼ満室状態となった宿泊施設も。関係者は盛況を喜ぶ一方、新型コロナウイルスの感染対策に苦慮。10月5日には丹波篠山黒枝豆の販売解禁があり、1日からは市民限定の「マイクロGoTo」も始まり、さらなる入り込みが見込まれる。(金 慶順)

 大正ロマン館などを運営する「アクト篠山」によると、関連の土産店やレストランなど計5店舗で、4連休中の来館者数が昨年9月の約半数を記録したという。予想外の人出に、「入り口に置いたアルコール消毒液がすぐに底を突いて交換に追われ、商品も品切れが相次いだ」と同社。レジに人が集まる時間帯もあった。

 「自粛ムードから、『観光に行ってもいい雰囲気』になったようだった。うれしい反面、感染予防に不安もある。黒枝豆販売に備えたい」とした。

 城下町の歴史施設4館を管理する一般社団法人ウイズささやまによると、篠山城大書院には19~21日の4連休で計2039人が来館。21日には最多の815人が訪れた。昨年9月は多い日で360人台だったことから、「過去最多レベルだった」という。

 4館合計の来館者数は昨年9月の7953人に対し、今年は9月28日現在で9524人と大きく上回る。

 10月以降は、京阪神の学校から校外学習の団体予約もあるという。同法人は「日帰りできて感染者が少ないことから人気が集まったのでは」とみる。

 「Go To キャンペーン」の影響も。ユニトピアささやま(同市矢代)は4連休中、ほぼ満室だった。価格の高い料理プランを選ぶ客も多く、京阪神からの利用者が目立ったという。

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 一方、10月1日からは丹波篠山観光協会が市民限定の「マイクロGoTo」が始まった。市内独自のキャンペーンで、同協会加盟の宿泊施設10軒程度が参加。市内在住者1人以上を含むグループに対し、「GoTo」からさらに宿泊料金を割り引いて半額にしたり、料理のランクをアップしたりする。市民利用を促し、施設側も利用者も安心できることが狙いだ。

 国からの助成はないが、稼働率の低い「平日限定」や「眺望のよくない部屋」などの条件を各施設が設定し、工夫して特典を提供する。市の観光サイトやSNSなどで周知する。

 同協会は「4連休中は飲食店が満席で『ランチ難民』が出たという話も。10月のハイシーズンも対策を万全にして市内外の観光客を迎えたい」としている。

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