丹波

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ほこらの前で般若心経を唱える参加者ら=丹波市市島町
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ほこらの前で般若心経を唱える参加者ら=丹波市市島町

 風を鎮める祈りをささげる伝統行事「風の願(ねがい)」(行者さん祭り)が30日、兵庫県丹波市と京都府福知山市をまたぐ山「親不知(おやしらず)」の山頂近くで行われた。丹波市市島町の市ノ貝地区の住民と、山の反対側にある福知山市の室地区の住民ら計約30人が参加し、ほこらの前で祈願した。

 江戸時代から続く行事。立春から210日目にあたり、台風が来襲して天気が荒れやすいとされる「二百十日」の時期に合わせて祈る。例年は、市ノ貝地区と室地区でそれぞれ別に行事を行っていたが、今年は両地区が一緒に執り行うことになった。

 市ノ貝地区の住民らは、汗を流しながら険しい山を登り、ほこらの前に到着。反対側から登った室地区の住民らとそこで合流した。参加者はほこらにある行者像や不動明王などにお供え物をささげ、全員で般若心経を唱えた。

 市ノ貝地区では1年交代で班ごとに住民が行事を取り仕切っている。今年の当人長を務める塩見和広さん(66)は「参加した皆さんは新型コロナウイルスや自然災害から身を守ってくれるよう祈っていたと思う。次の世代にも行事を継いでいければ」と話した。(川村岳也)

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