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新型コロナウイルス対策で、マスクを着けて農作業に取り組む参加者ら=丹波篠山市川阪(6月7日撮影)
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新型コロナウイルス対策で、マスクを着けて農作業に取り組む参加者ら=丹波篠山市川阪(6月7日撮影)

 兵庫県丹波篠山市の川阪地区で、都市部の住民を呼び込み、地元住民とともに地区の耕作放棄地を有効活用する企画「川阪オープンフィールド」が進められている。企画が本格的にスタートしてから2年目に入り、かつて耕作放棄地だった約30アールの土地は、水田や畑としてよみがえりつつある。(川村岳也)

 人口約30人の同地区では、20歳以下の住民がおらず、耕作放棄地が増加。地域の存続も危ぶまれる状況にある。そこで、地元住民らでつくる川阪活性化委員会と、NPO法人里地里山問題研究所(同市)が、都市部から人に来てもらうことで活性化につなげようと、2019年に本格的に企画を始めた。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、一時的に活動を縮小した時期もあったものの、現在は月2回程度、阪神間などに住む人々が川阪地区を訪問。地元住民らとともに、米や野菜作りなどに取り組んでいる。

 6月7日には、都市部に住む家族連れを含む約10人が訪れ、水田での雑草取りなどに励んだ。子どもたちははだしで水田に入って作業を手伝ったほか、オタマジャクシを捕まえてはしゃぎ回り、緑深い辺り一面に歓声が響いた。

 西宮市から訪れた管理栄養士の女性(39)は「食に関わる仕事をしているので、生産者の大変さを見ておきたくて参加した。いろいろな人と話せて楽しいし、子どもたちも生き生きしている」と話した。

 同NPOの鈴木克哉代表理事(44)は「地域住民と都会の住民の両者にとっていい関係をつくりたい。地域のために、という思いに共感してくれる人が来てくれたら」と期待。同委員会の山崎義博会長(69)も「最終目標はここで家族に暮らしてもらうこと。そのために関係人口を増やしたい」と意気込んでいた。

 参加申し込みは同NPOの公式サイトでも受け付けている。

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