丹波

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日本標準時子午線(東経135度)が通っていることを記念した日時計の周りを花で彩る地元住民ら=丹波市山南町梶
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日本標準時子午線(東経135度)が通っていることを記念した日時計の周りを花で彩る地元住民ら=丹波市山南町梶

 日本標準時子午線(東経135度)が通る兵庫県丹波市山南町梶でこのほど、約50年前に作られた日時計と標柱の周りの整備が行われた。地元住民ら約30人が参加し、鮮やかな花を植えて日時計を彩った。(綱嶋葉名)

 丹波市内で子午線が通るのは青垣町と氷上町、山南町。国内では京都府、兵庫県、和歌山県内の12市を通過している。兵庫県内では「子午線のまち」として有名な明石市など、9市を通るが、丹波市は通過する子午線の長さが国内の自治体で最長という。

 旧山南町では1972年、町村合併15周年を記念して日時計と標柱を設置した。しかし、時の経過とともに周辺には草が生い茂り、覆い隠してしまっていた。2007年から子午線標識などの調査を行う「子午線文化研究所」(神戸市垂水区)代表の吉野健一さん(56)は、荒廃していく日時計のことをずっと気にかけており、今年4月に丹波市に相談。すると、地元住民らも「きれいにしたい」と望んでいることが判明し、日時計が立つ敷地を所有している「フランスベッド」の協力も得て整備にこぎ着けた。

 作業はまず、5月末から軽トラック4台分の草木を除去。日時計の周辺には砕いた赤茶色の瓦をまき、さびていた鉄柱も磨いて白く塗り直した。

 6月27日には、地元有志や吉野さんらがマリーゴールドやペンタスなど5種類の花を植栽。子ども3人と一緒に参加した女性(39)は「子午線が通っていることは今回初めて知った。子どもたちとのいい思い出になった」と笑顔。

 吉野さんは「(日時計が)きれいになって感動した。丹波市に子午線が通っていることを知って誇りに思ってほしい」と話していた。

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