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兵庫県内唯一の養蚕農家、柿原啓志さん宅で行われた繭の出荷作業=丹波市
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兵庫県内唯一の養蚕農家、柿原啓志さん宅で行われた繭の出荷作業=丹波市
蔟の間から顔をのぞかせる、養蚕農家の柿原啓志さん=丹波市
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蔟の間から顔をのぞかせる、養蚕農家の柿原啓志さん=丹波市

 兵庫県内唯一の養蚕農家、柿原啓志(ひろし)さん(84)=同県丹波市=宅で21日、繭の出荷作業が行われた。約2万2千頭の蚕「春嶺鐘月(しゅんれいしょうげつ)」が作った約45キロの繭は、「今年も上々の出来具合」と、柿原さん。繭は長野県の製糸会社に届けられ、糸が繰り出される。

 蚕は5月13日に卵からふ化し、クワの葉を食べて成長。今月9日、井桁状の「蔟(まぶし)」という道具に移され、繭を作り始めたという。

 21日は蔟を光にかざし、途中で蚕が死んだ繭を取り除く作業と、蔟を機械に通してけばを取る作業が行われた。柿原さんは、染織家の原田雅代さん(51)=同市=と共に汗を流し、真っ白な楕円(だえん)形の繭を籠に収めていった。

 柿原さんは「蚕が日に日に成長するのが楽しくて続けている。年を重ね、作業がしんどくなっているが、私だけでも伝統産業を続けなければ」。柿原さんに養蚕を教わる原田さんは「私は養蚕を始めて8年目だが、まだまだ経験が足りない。柿原さんと一緒に、長く続けたい」と話した。(真鍋 愛)

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