丹波

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参道でしっとり花を開く、白のアジサイ=円通寺
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参道でしっとり花を開く、白のアジサイ=円通寺
小山紫陽花公園で1番株数が多い「クリスタルレッド」=小山紫陽花公園
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小山紫陽花公園で1番株数が多い「クリスタルレッド」=小山紫陽花公園
ごみの不法投棄に悩まされていた時代をしのばせる看板=小山紫陽花公園
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ごみの不法投棄に悩まされていた時代をしのばせる看板=小山紫陽花公園

 1年で最も昼が長い夏至だった21日、柏原(兵庫県丹波市)の最高気温はほぼ平年並みの27・8度を記録し、過ごしやすい一日となった。町のそこかしこでは、梅雨空に映えるアジサイが見頃を迎えている。雨にも負けず咲き誇る色とりどりの花を訪ねた。(真鍋 愛)

■円通寺の檀家ら食害から再生

 「アジサイの名所の一つ」として、丹波市観光協会の「丹波市観光100選」にも選ばれている円通寺(同市氷上町御油)では、檀家(だんか)が丹精したアジサイが今年も開花。白、ピンク、紫、青など、約100株の花が参道を明るく彩り、来訪者の目を楽しませている。

 アジサイは、寺の檀家総代5人を中心に育てられている。日置義紹住職(61)によると、花は8年ほど前、シカに芽を食べられて壊滅状態に。現在見られるアジサイは、ほとんどが植え直した株のものという。

 今年は例年通り6月中旬から咲き始め、梅雨の雨を受けて、一層きれいに咲くようになったという。同市の男性(89)は「いろいろな種類のアジサイがあり、楽しい」と笑顔。日置住職は「アジサイは変わらず待っている。密集を避けて観賞して、コロナで疲れた心をいやして」と話す。

■小山地区公園 不法投棄対策で整備

 5種類、計750株のアジサイが植わる小山紫陽花公園(丹波市春日町黒井)は昨年2月、県の「県民まちなみ緑化事業」を活用して整備された新名所だ。

 以前はごみの不法投棄が相次いでいた雑木林で、地域にとって悩みの種の一つだった。同公園を管理する小山自治会の前自治会長、山川茂則さん(69)によると、元々は小山地区に住んでいた4、5軒が共同で所有していたが、所有者が遠方に越した後は、同自治会で定期的に林を間伐していたという。しかし、次第に管理が難しくなり、ごみの不法投棄も続いたため、整備することにした。

 187・5平方メートルの敷地に植えられたピンクや白などのアジサイは、今年初めて花を咲かせた。竹製の土留めは、同じく管理に困っていた、近隣のモウソウチクを使ったものだ。山川さんは「景観が明るくなった。ぜひ花を見に来て」と話す。

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