丹波

  • 印刷
営業再開に向け、機械を点検する岡本憲三さん=ヒカミスカイボウル
拡大
営業再開に向け、機械を点検する岡本憲三さん=ヒカミスカイボウル
約1カ月半ぶりの開店準備に励む従業員。カウンター席は通常の半分に減らして営業する=丹波篠山市二階町、「旬菜又兵衛」
拡大
約1カ月半ぶりの開店準備に励む従業員。カウンター席は通常の半分に減らして営業する=丹波篠山市二階町、「旬菜又兵衛」

 新型コロナウイルスの特別措置法に基づく緊急事態宣言が21日、兵庫など近畿3府県で解除され、県による休業要請も大幅に縮小されることになった。丹波地域でも歓迎する声がある一方、飲食店などからは慎重な意見も。多くの店舗ではしばらく、手探りの営業が続きそうだ。

 兵庫県は居酒屋を含む飲食店について、営業時間の短縮要請を解除する。

 丹波市柏原町母坪の居酒屋ばらかもんは、連休明けから持ち帰りの注文が減り、5月17日から臨時休業に。6月上旬の営業再開を目指している店主の女性(33)は「解除になっても、外出する人が増えるか不安。お客さんが一気に集まって店内が『3密』になるのも不安なので、座席配置を変えるなどしたい」と話す。

 丹波篠山市二階町の料理旅館「近又」は、城下町で経営する飲食店3店舗を22日に再開した。約1カ月半の休業中、「食事に行きたい」と問い合わせが相次いでいたが、鈴木弘和社長(45)は「万が一のことがあってはならず、解除の判断を待っていた」と話す。

 当面は席数を大幅に減らし、従業員はマスクを着用する。「『第2波がある』という報道に不安はある。細心の注意を払って営業したい」と話す。

 同市八上内の「futaba cafe(フタバカフェ)」も同日、営業を再開した。店主の西田真紀子さんは常連客の笑顔に「ほっとした」と一息。アルコール除菌に加え、換気の徹底など、対策を講じるが「夏場は換気と冷房の兼ね合いが難しそう」とも。

 丹波市氷上町横田のボウリング場「ヒカミスカイボウル」では、マネジャーの岡本憲三さん(57)が6月1日からの営業再開に向け、機械の点検などを進める。「県は自粛している業者に方向性のアナウンスがあってもよかったのでは」と岡本さん。また「無症状の人はどうチェックするのか」と不安を口にした。

 一方、全国でクラスター(感染者集団)が発生した施設などは、休業要請が継続される。同市氷上町氷上のカラオケ喫茶「スタジオ花音」の平井美智代さん(61)は「休業要請が続いている以上は従うしかない」としながらも「うちは比較的広いスペースがあるので、対策をすれば『3密』は起きにくいと思うんだけど」。同市内のスナックのママは「丹波では感染者が3月に1人出ただけ。神戸とは状況が全く違うのに、ひとくくりに休業要請が継続されるのはおかしいのでは」と嘆く。

 同市柏原町柏原のバー「山カフェ」のマスター竹内孝志さん(49)は「バーは他の飲食店と何が違うのか」と憤る。4月8日から休業中で「休業要請が明けたらすぐに営業を再開したい」と前を向く。

 同市氷上町常楽のフィットネスボクシングジム「TAMURAGYM(タムラジム)」も自粛を続ける。「正直ギリギリのライン」と田村俊会長(41)。6月1日の営業再開を予定するが「もし31日に『営業を待ってくれ』と言われたらどうするか。振り回されている感じ」と話した。

【記事特集リンク】新型コロナウイルス

丹波の最新
もっと見る

天気(6月4日)

  • 28℃
  • 21℃
  • 20%

  • 32℃
  • 16℃
  • 20%

  • 30℃
  • 21℃
  • 20%

  • 33℃
  • 20℃
  • 10%

お知らせ