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自主トレーニングでキャンプインに備える西武・栗山巧=埼玉県所沢市(代表撮影)
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自主トレーニングでキャンプインに備える西武・栗山巧=埼玉県所沢市(代表撮影)
思い出の小寺小グラウンドで並ぶ西武・栗山(左)と小学校時代の恩師、牧野栄一さん=神戸市西区(2009年ごろ撮影、牧野さん提供)
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思い出の小寺小グラウンドで並ぶ西武・栗山(左)と小学校時代の恩師、牧野栄一さん=神戸市西区(2009年ごろ撮影、牧野さん提供)

 プロ20年目のベテラン、西武の栗山巧外野手(37)=神戸市西区出身=が今季、通算2千安打の偉業に挑む。育英高からドラフト4位でプロ入りし、19年間で積み上げてきた安打数は1926本。ライオンズ一筋のヒットメーカーが2月1日のキャンプインを前に、神戸新聞の電話取材で意気込みを語った。(聞き手・松本大輔)

 -記録達成まで残り74本に迫る。

 「試合に出て1本を打たないことには(2千安打に)近づかない。一本一本の積み重ねと思っている。新たなシーズンを頑張るぞ、という気持ちはあるが、今までやってきたことを変えるつもりはない」

 -プロ野球選手の平均在籍年数は10年に満たない。その中でプロ20年目を迎える。

 「(苦しかった時期は)周りからアドバイスをもらい、乗り越えることができた。それの繰り返しでここまで来られた。支えてくださる方や戦う仲間に恵まれ、野球に向き合えた結果だと思う」

 -小学生のころは地元の小寺小学校で毎日ティー打撃をしていた。

 「ひたすら練習をやっていた。少々の雨でも雪でも。手にまめができようが、体が痛かろうが、お構いなしだった。大雨で『今日は中止』という連絡があると、ヤッターって喜んでいた(笑)。でもあれが間違いなく僕の土台。あの練習がなければここまで来ていない」

 -当時の指導者の存在が大きかった。

 「僕は時間にルーズだったので放課後の練習によく遅刻していた。でも30分遅れてもグラウンドで待ってくれていた。休まず続けられたのはそういう愛情があったから。すごく感謝している」

 -小寺小学校での練習は中学、高校、そしてプロ入り後も続いた。

 「プロになっても十数年は元旦に小学校で。小学生から続けていたので当たり前のようになっていた。『一年の計は元旦にあり』で、プロになってからは1月1日に千スイング。目標に届けば『よっしゃ、今年も頑張れるぞ』という気持ちになれた」

 -地元神戸出身選手の大記録達成に期待が高まる。

 「(2千安打は)自分にとっての大きな目標。一日一日を大切に過ごし、一歩ずつ進めば目標を達成できる。そのことを野球をやっている子どもたちに見てもらいたい。神戸っ子として頑張ります。応援よろしくお願いします」

【手抜きをしなかった 小学校時代の恩師で小寺少年団野球部顧問の牧野栄一さん(78)の話】 平日の練習は午後6時から2時間。冬場は校庭に車を入れてヘッドライトで打ちました。栗山は毎日来てましたね。小5の時、「冬休みは元旦以外、毎日特訓しよう」と言ったら、栗山は「元旦もやりましょう」と。子どもやったら遊びたいはず。驚かされました。小さいころから野球への姿勢が違ったし、手抜きをしなかった。あの子には熱中させられました。

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