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朝稽古する貴景勝(2019年撮影)
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朝稽古する貴景勝(2019年撮影)

 左足首のけがを理由に途中休場し、負け越しが決まった大関貴景勝。押し相撲では難しいとされた綱とりを前に、重圧も重なったか。かつての指導者たちは異変を感じ取っていた。

 小学3年から中学1年まで教えた関西奄美相撲連盟の山口久義会長は、初日の御嶽海戦を例に挙げた。「押し相撲は足の運びと腕の回転が大事だが、前への圧力がない負け方だった」。大関本人も「修正していかないといけない」とオンライン取材に答えていたが、左足首を痛めた3日目を含め、4連敗を喫した。

 「半分は気力で取るタイプ。歯車が狂うと負け続けることもある」。埼玉栄高の恩師、山田道紀監督=兵庫県浜坂町(現新温泉町)出身=は貴景勝の性格に不振の理由を求め、場所前にも気負いを感じたという。「『(稽古を)やりすぎた』と連絡があった。胸の筋肉が付きすぎて、突き押しの手が出しにくい感じもした」と明かす。

 貴景勝は今場所、負けが先行しても「しっかり準備して」と土俵に立ち続けたが、ご当所の大阪で予定される春場所は3度目のかど番となった。

 山口会長は「(けがの休場は)割り切れる。体を休めて稽古すればいい」と思いやり、山田監督も完治を願った上で「勝ち越しを目標にするのではなく、また優勝を狙う気持ちで頑張ってほしい」とエールを送った。(有島弘記、尾藤央一)

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