
田中希実(豊田自動織機TC)が日本選手権女子5000メートルで優勝し、東京五輪代表に内定した。2008年北京五輪女子5000メートル代表の小林祐梨子さんも同じ小野市出身。トラックで五輪代表の座を射止めた2人だが、高校時代は駅伝でも脚光を浴びた。
田中は西脇工高時代、兵庫県高校駅伝1区で3年連続区間新記録で区間賞を獲得し、3年連続優勝で全国高校駅伝出場を果たした。3年連続区間新記録の偉業は小林さんが須磨学園高時代に達成(3区、4区、2区)して以来、大会史上2人目。田中の母千洋さん(旧姓小倉)は小野高時代に2年連続アンカーで区間新記録をマークして区間賞に輝き、希実と同様に3年連続で県大会優勝を経験している。
