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有権者の声を書き留めたという「岸田ノート」を掲げ、演説する岸田文雄首相=20日午後、神戸市東灘区岡本1(撮影・吉田敦史)
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有権者の声を書き留めたという「岸田ノート」を掲げ、演説する岸田文雄首相=20日午後、神戸市東灘区岡本1(撮影・吉田敦史)
兵庫12区の応援に入った日本維新の会、吉村洋文副代表=20日午後、兵庫県太子町老原(撮影・大山伸一郎)
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兵庫12区の応援に入った日本維新の会、吉村洋文副代表=20日午後、兵庫県太子町老原(撮影・大山伸一郎)

 衆院選公示から一夜明けた20日、自民党総裁の岸田文雄首相と、日本維新の会副代表の吉村洋文大阪府知事がそれぞれ兵庫県に入り、遊説した。短期決戦に踏み切った岸田氏が自民前職の議席確保と自公政権の継続を訴える一方、吉村氏は大阪に次ぐ維新の牙城として、兵庫の勢力を伸ばす姿勢を鮮明に。早くも攻防はヒートアップした。

 岸田氏は、兵庫8区の尼崎市、6区の伊丹市、2区の神戸市北区、1区の同市東灘区の4カ所で演説。いずれも自民前職の苦戦が予想される選挙区か、選挙協力をする公明前職の選挙区が選ばれた。

 中でも1区は5人が立候補し、岸田派の一員でもある前職が保守分裂の選挙で逆風にさらされる。岸田氏は演説の冒頭で「選挙の幕が開け、2日目。今日はなんとしてもこの兵庫1区」と危機感を示した。

 演説場所は、神戸・三宮や元町ではなく、JR摂津本山駅の北側付近。今月に自民総裁、首相に就いたばかりだが、前回2017年の衆院選で当時の安倍晋三首相が訪れ、活況を呈した場所を踏襲した。

 岸田氏は新型コロナウイルスワクチン接種の推進など、自公政権の実績を挙げ「引き続き日本、神戸の明日を担わせていただきたい」と声を張り上げた。予定の10分を7分超えて話し続け、歩道を埋めた人たちとのグータッチにも応じた。

 また尼崎市と神戸市北区では、それぞれ公明前職と街頭に立ち、前回に続く自民、公明での小選挙区議席の独占を支援者に訴えた。

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 「自民は業界団体の支援を受けている。改革できるのは維新だけ」。維新の吉村氏は20日午後、兵庫県太子町のホームセンター駐車場で熱弁を振るった。

 横に並ぶのは、10月6日に公認したばかりの12区の新人。大阪や阪神間では強みを見せる維新だが、西播磨では地方議員も少なく地盤が弱い。比例票の掘り起こしも狙い、「党の顔」である吉村氏をまず投入した。

 告知を見て集まった女性らの人垣を前に、吉村氏は「解散しても国会議員には冬のボーナスが支給される。民間ではありえない」「岸田首相は分配というが、増税か借金をするのか」などと自民への対抗意識をむき出しにした。

 前回の衆院選で、維新は12区に候補を立てなかった。今回は擁立を予定した新人が8月に選挙区を移って空席となり、無所属で準備を進めていた現候補を、公示2週間前に急きょ公認した。知事選で初めて推薦候補が当選した勢いにも乗り、保守票の獲得を狙う。

 吉村氏は太子町の後、兵庫11区の姫路駅前で演説。10区の加古川市、5区の三田市でも公認候補への支持を訴えた。(永見将人、直江 純、勝浦美香)

【特集ページ】衆院選2021

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