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衆院解散後、地元に帰って有権者にアピールする前職の立候補予定者=14日午後、神戸市兵庫区駅南通5(撮影・吉田敦史)
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衆院解散後、地元に帰って有権者にアピールする前職の立候補予定者=14日午後、神戸市兵庫区駅南通5(撮影・吉田敦史)

 新型コロナウイルス禍に苦しむ国民の声は政治に届くのか。14日、衆院が解散され、兵庫県内の前職は「万歳」の声が響く本会議場から地元へと急いだ。「安心して暮らせる社会を」「民間病院に国のサポートを」。深刻な打撃を受けた有権者からは切実な声が上がる。17日間という短期決戦の総選挙が事実上始まった。(衆院選取材班)

 4日に岸田文雄首相が就任したばかりの自民党。内閣支持率は50%前後と低水準の船出となった。本会議場の熱気をよそに、前職の渡海紀三朗氏(兵庫10区)は冷静な表情。「世論調査を見ても、決して『ご祝儀相場』ではない」と危機感を募らせる。

 党本部で公認証を受け取った後、地元へ。文部科学相などを歴任した重鎮は「ライフワークの科学技術分野が、新政権の成長戦略のど真ん中に位置付けられた。実行に移すためにも負けられない」と力を込めた。

 自民前職の谷公一氏(同5区)は翌朝の駅立ちに備え、夜は三田市に入った。「新型コロナウイルス禍に疲れ、商売で大変な思いをしている人も多い。明るい展望を示せるよう、工夫して有権者に直接訴えかけたい」と気を引き締めた。

 公明党前職の中野洋昌氏(同8区)は党の会議などを忙しくこなし、夕方から尼崎市内3カ所で駅立ち。「コロナからの克服と日本再生に向け政権を選択する選挙。具体的な対策を示したい」と気合を示した。

 県内唯一の野党前職、立憲民主党の桜井周氏(比例近畿)は14日朝、幹線道路であいさつした後、本会議に出席するため上京。「前回の選挙は民進党が直前に分かれ仲間が散らばったが、今回は違う」と結束を強調。立候補を予定する兵庫6区は三つどもえの戦いが予想されるが、「有権者に最も考えが近いのは自分だと訴えたい」と意欲を見せた。

 一方、兵庫3区では地方議員の経験があり、立候補を準備する新人2人が街頭演説に臨んだ。

 共産党の赤田勝紀氏は午後6時ごろ、選挙区の有権者が多く利用するJR朝霧駅(明石市)前で「突っ込まれたらぼろが出るから、政治姿勢の議論も不十分なまま解散した」と批判。「与野党逆転で政権交代を」と繰り返した。

 日本維新の会の和田有一朗氏は同4時半ごろ、JR垂水駅(神戸市垂水区)前で「コロナ対策で日本が後手に回ったのは、中央官庁の事なかれ主義や縦割り行政のせいだ」と主張。「突破力のある維新なら行政改革や省庁再編ができる」と気勢を上げた。

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