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最優秀に選ばれたポスターを手にする(左から)小川千遥さん、脇阪紀恵さん、山本望実さん=神戸大付属中等教育学校
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最優秀に選ばれたポスターを手にする(左から)小川千遥さん、脇阪紀恵さん、山本望実さん=神戸大付属中等教育学校

 統計データの活用を競う「国際統計ポスターコンクール」で、神戸大付属中等教育学校(神戸市東灘区)の生徒3人の作品が中学生以下の部門で世界一に輝いた。プロバスケットボールチームのホームでの勝率と観客数などの関係性を分析。5回目の同コンクールで、日本代表チームとして初の最優秀賞を手にした。3人は力を合わせて得た栄冠に「やればできる」と声を弾ませる。(小尾絵生)

 コンクールは、統計学者らでつくる国際統計協会(オランダ)の教育部門などが2年に1回開催。年代別に3部門に分かれ、今回は全体で31カ国の1万6600人から応募があった。

 受賞したのは同校4年(高校1年)の小川千遥(ちはる)さん(16)=神戸市東灘区、山本望実(のぞみ)さん(15)=同市西区、脇阪紀恵(きえ)さん(15)=兵庫県西宮市。同じクラスだった中学3年の時、別のコンクールに向けて作ったポスターを書き直し、応募した。

 作品では、プロバスケットボールBリーグのデータを使い、観客数が多く、慣れた環境下のホームゲームは勝率が高いとの仮説を立てて調査。ホームでの勝率が高いことを確認し、気温や湿度といった自然条件も加味して関係を分析したが、「データからはいずれも相関関係は認められない」との結果を導き出した。

 分析に当たり、関係する論文を調べて方向性を定め、慣れない表計算ソフトの使い方を先輩らから教わりながら奮闘。夜中にも互いに連絡を取り合い完成させた。脇阪さんは「3人で協力したから制作が苦にならなかった」と振り返る。

 国際コンクールに向けて翻訳ソフトを活用。英語教諭らの助言を受けて英文のポスターに仕上げた。「物事を多角的に見る姿勢の大切さがわかった。受賞が自信につながった」と小川さん。山本さんも「数学に苦手意識があったが、やればできると思えた。今後もいろんなことに挑戦したい」と喜んだ。

 同校数学科の林兵馬教諭は「3人の積極的な姿勢が結果につながった。日頃の学校でのさまざまな学習や取り組みが生きた」と話している。

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