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廊下の中央に机などで作られたバリケード。病棟の3階を感染の有無でゾーンに分け、防護服を着た職員がケアした=加古川市米田町平津、フェニックス加古川記念病院
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廊下の中央に机などで作られたバリケード。病棟の3階を感染の有無でゾーンに分け、防護服を着た職員がケアした=加古川市米田町平津、フェニックス加古川記念病院
廊下の中央に机などで作られたバリケード。病棟の3階を感染の有無でゾーンに分け、防護服を着た職員がケアした=加古川市米田町平津、フェニックス加古川記念病院
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廊下の中央に机などで作られたバリケード。病棟の3階を感染の有無でゾーンに分け、防護服を着た職員がケアした=加古川市米田町平津、フェニックス加古川記念病院
ナースステーションと病室を隔てたビニールには「マスクは絶対外さないでください」と書かれた張り紙がされていた=加古川市米田町平津、フェニックス加古川記念病院
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ナースステーションと病室を隔てたビニールには「マスクは絶対外さないでください」と書かれた張り紙がされていた=加古川市米田町平津、フェニックス加古川記念病院

 入院患者と職員計25人が新型コロナウイルスに感染し、クラスター(感染者集団)が発生した兵庫県加古川市のフェニックス加古川記念病院で、最初の感染が分かった直後に全職員と、同じ病棟の全患者の計147人が受けたPCR検査で、陰性と判定された134人のうち、計12人の感染が後に判明したことが28日、同病院への取材で分かった。

 コロナ対応病床が逼迫して感染者を転院させられない状況で、当初は陰性だった患者の陽性確認が後日、相次ぐ結果になった。検査後に感染した可能性もあるが、PCR検査は、実際は陽性なのに陰性と判定される「偽陰性」が3割程度あるとされ、検査をすり抜けたとみられる患者の存在が改めて課題として浮かんだ。

 同病院によると、昨年12月23日、病棟の3階にいて転院を予定していた70代の男性患者が発熱し、抗原検査で最初の感染が分かった。同室の3人を検査したところ、隣のベッドの80代男性も陽性に。これを受け、兵庫県加古川健康福祉事務所は、事務職を含む病院の全職員111人(産休中の1人除く)と、3階の全入院患者36人に同24~26日、PCR検査を実施。この段階で新たに患者8人、職員3人の感染が分かった。

 しかし、その後もPCR検査で陰性だったのに、発熱するなど発症する患者が相次ぎ、同病院が独自に抗原検査したところ、さらに患者5人、職員7人の感染が判明。病院は、非感染者として扱っていた患者を連日のように別の病室に移す対応を余儀なくされた。これまでに患者15人、職員10人の感染が分かり、転院した人も含めて患者4人が亡くなった。

 一方、1階や2階には感染が広がらず、外来診療は継続。現在は治療中の感染者が3人に減り、収束が視野に入ってきたという。

 同病院は、全77床の回復期リハビリテーション病棟。入院患者の平均年齢は約80歳という。(霍見真一郎)

【特集】目で見る兵庫県内の感染状況

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