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神戸市役所=神戸市中央区
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神戸市役所=神戸市中央区

 新型コロナウイルス感染症のクラスター(感染者集団)発生を予防するため、神戸市は18日、市内の全特別養護老人ホームの新規入所者と介護職員らを対象にしたPCR検査を10月以降にも始める方針を示した。冬場の新型コロナの感染拡大に備え、重症化リスクの高い高齢者の感染を防ぎ、市内の重症者病床を確保する狙い。

 同日開会した市会の本会議で、恩田馨副市長が明らかにした。

 市が想定しているのは、主に要介護3以上の高齢者らが入所する特別養護老人ホーム(市内118カ所、定員約7千人)。新たな入所者と介護に直接従事する職員に対し、症状の有無にかかわらずPCR検査を実施する。

 同市内では8月、介護付き有料老人ホームでクラスターが発生し、職員や入所者計25人が感染した。その際、要介護度の高い入所者は多数のスタッフでの対応が必要となり、症状が軽い場合でも感染防止のために重症者病床で受け入れざるを得なかったという。

 恩田副市長は「今後、同様のことが発生すれば、医療提供体制に支障が生じる恐れがある」と指摘。「介護従事者への感染リスクも高く、クラスターにつながる可能性が高い。特養など要介護度が高い人が多い施設への積極的なPCR検査を最優先にしていく必要がある」と述べた。

 神戸市の1日の検査可能件数は8月時点で最大462件だったが、市は検査態勢を強化し、10月末までに最大662件まで増やす。(石沢菜々子)

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