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7月、客席の間隔を空けて4カ月ぶりに寄席を再開した「神戸新開地・喜楽館」。当面、この運営を続ける=神戸市兵庫区新開地2
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7月、客席の間隔を空けて4カ月ぶりに寄席を再開した「神戸新開地・喜楽館」。当面、この運営を続ける=神戸市兵庫区新開地2

 新型コロナウイルス対策で制限していたイベントの参加人数が19日から緩和される。兵庫県内でも「満席営業」に踏み切る映画館があり、プロスポーツにも大歓声が戻ってくる。一方で、人数制限を維持し、慎重姿勢の文化施設も目立つ。「満員で営業するにはさらに工夫が必要」。模索は続く。

 「これでお客さんが戻ってくるのでは」

 神戸市中央区の映画館シネ・リーブル神戸は19日から、座席数の制限を解除する。多田祥太郎支配人(30)は期待を口にする。

 政府の緊急事態宣言が解除された5月に営業を再開。しかし入場者制限で1席ずつ空けてチケットを販売。満席が期待できる人気作でも客を取りこぼした。「換気や消毒は引き続き徹底したい」

 プロ野球阪神は21~30日の間に甲子園球場(西宮市)で開催される5試合で追加販売し、5千人の上限を最大1万人程度に引き上げる。10月以降に2万人にしたい考えだ。サッカーJリーグ1部(J1)のヴィッセル神戸も23日のサガン鳥栖戦から、ノエビアスタジアム神戸(神戸市兵庫区)での入場者数制限を5千人から7500人に引き上げる。

 しかし、これまで通りの営業を続ける施設も少なくない。

 同市中央区の元町映画館は座席数50%を維持。代表理事の高橋勲さん(49)は「すべての座席を使用したいのはやまやま。だが安全を優先したいので、やむを得ない」と複雑な表情。

 西宮市の兵庫県立芸術文化センターも既に販売した分は「定員の半数以下」を条件にしており、追加販売はしない。

 10月から販売する公演について入場客増加を検討する。藤村順一副館長(71)は「座席はともかく、終演後の出入り口やトイレに人が集中してしまう」と懸念。満席になった場合の誘導方法などをシミュレーションするという。

 神戸市中央区の神戸文化ホールも今後、対応を決める。同市文化スポーツ局の宮道成彦副局長は「クラシックなど静かに聴く公演と、盛り上がりやすい催しを分けて、慎重に考えていきたい」。

 落語の定席、神戸新開地・喜楽館(同市兵庫区)も、定数の4割程度の88席での運営を当面続ける。「新開地まちづくりNPO」の藤坂昌弘事務局長も悩みを口にする。「席数を増やしても、お客さんが不安になっては台無しですから」

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