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「ターニングポイントフェス」開催へ意気込むわかぎゑふさん(左から2人目)、古川剛充さん(同3人目)ら=大阪市福島区、ABCホール
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「ターニングポイントフェス」開催へ意気込むわかぎゑふさん(左から2人目)、古川剛充さん(同3人目)ら=大阪市福島区、ABCホール
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 コロナ禍で演劇の上演が困難な中、関西の18団体が集結する演劇祭「ターニングポイントフェス」が19、20日、大阪・ABCホールで開かれる。感染防止策で客席数を4分の1に絞る一方、全ステージをインターネットで無料ライブ配信。クラウドファンディングで支援金を広く募り、「こんな状況だからこそ各劇団が手を取り合い、関西小劇場界の発展に向けたターニングポイントにしたい」と参加団体は意気込む。(溝田幸弘)

 南河内万歳一座、リリパットアーミー2といった有名どころをはじめ、劇団往来の人形劇、いいむろなおきマイムカンパニーのパントマイムなど幅広いジャンルの団体が名を連ねた。4、5団体ずつ4ブロックに分かれ、それぞれ20分の小品を上演する。

 大勢の団体が出入りすることもあり、約300席のホールを75席と大幅に減席。換気、消毒など感染予防策を徹底する。

 ライブ配信はユーチューブを通じて行う。クラウドファンディングは30日まで募り、集まった支援金は経費を除いて参加団体に分配する。

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 「正直、ここまで大きなイベントになるとは思っていなかった」。同フェスの実行委員長、古川剛充さん(ゲキゲキ/劇団「劇団」)は打ち明ける。

 演劇は4月以降、次々と公演中止を余儀なくされた。緊急事態宣言の解除後も、ガイドラインに沿って客席を減らすと興行的に難しい状況が続く。

 「1団体で厳しければフェスならどうか」。古川さんはわかぎゑふさん(リリパットアーミー2)らに相談して参加を呼びかけると、多くの劇団が二つ返事で応じたという。

 「今はどこの劇団も公演ができない。やれる場があるならはせ参じたい、という気持ちだけ」。実行委員のわかぎさんは参加劇団の思いを代弁し、「コロナ禍のこんな状況でも劇団は生きていますよ、なくなっていませんよと発信したい。見に来られる状況になった時に向け、一つの種をまいているようなもの」と強調した。

 ライブ配信については「演劇の間口を広げたい。10人に1人でも、劇場に行ってみたいという人が増えれば」と古川さん。来年以降も引き続き開催し「劇団同士のつながりをもっと密にしていきたい」と話す。

 詳細は公式ホームページで。

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