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バスに貼った東京五輪のステッカーを指しながら大会中を振り返る武田茂雄社長=三木市吉川町米田
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バスに貼った東京五輪のステッカーを指しながら大会中を振り返る武田茂雄社長=三木市吉川町米田

 8日まで熱戦が繰り広げられた東京五輪で、兵庫県三木市内のバス会社が大会運営をサポートした。メディア関係者の移動を担当した吉川交通(同市吉川町稲田)。トラブルも多く、新型コロナウイルス感染拡大の不安もあったが、武田茂雄社長(45)は「五輪に携わりたい。東京を走りたいという思いだった」と、約3週間の奔走を振り返る。(篠原拓真)

 同社では今回、バス7台と武田社長を含む運転手14人が東京に向かった。開幕直前の7月18日夜に入ったのは若洲デポ(東京都江東区)。バス497台が駐車可能な巨大車両基地で、国内外のメディア関係者の輸送を任され、各競技の会場間を運行した。

 武田社長によると、各車にタブレット端末が配布され、端末が分単位で出発を指示。当初はルート案内に沿って運転する計画だったが、動作不良でタブレットが機能しなかったという。大会運営側から紙の地図を渡されたが、大まかな場所しか記されず、自ら地図を調達したという。

 運行予定は東京入りするまで示されず、別の会社は突然予定外のルートの走行を求められることもあった。五輪後半の8月にはタブレット端末も正常に稼働したが、武田社長は「その頃には道も分かりかけていた」と苦笑する。

 一方で、五輪の温かい雰囲気にも触れた。バスから選手らが手を振ってくれ、吉川町と関わりのあるボランティアとも出会った。武田社長は「終わりが近づくと寂しくなった」と感傷に浸り、「運転手はみんなよく頑張った。またあれば行きたいよ」と充実感を漂わせた。

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