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整った環境での部活動=明石市大久保町駅前1
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整った環境での部活動=明石市大久保町駅前1
「自立につなげたい」と話す藤田弘さん=明石市大久保町駅前1
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「自立につなげたい」と話す藤田弘さん=明石市大久保町駅前1

 不登校の生徒らが通う兵庫県明石市のフリースクール「りんご 大久保校」が、コンピューターゲームでの対戦を競技と捉える「eスポーツ」を部活動に取り入れている。部活としては珍しく、仲間でチームを組んで大会に参加したりしながら、コミュニケーションや情報技術(IT)力の向上を目指す。一人でゲームに熱中する引きこもりの若者も多い中、同校は「外に出るきっかけになれば」と新たな入学や部活への参加を呼び掛けている。(鈴木久仁子)

 「りんご」は、もともと塾を経営していた一般社団法人「ライフポーター」代表の藤田弘さん(52)が今年、小中学・高校の不登校者ら向けに開設。生徒らのしんどさを理解し、持っている力を引き出せるよう意識し、個別のカリキュラムを組んで支援する。

 eスポーツ部は、ゲームを通じて仲間とやりとりする力や表現力を育もうと9月、小学生以上を対象に誕生。現在は明石市内から通う生徒5人が週3回、午前中の学習を終えた後の午後、活動する。

 「家で一人でゲームをしているより、ここに来るのは楽しみ。設備の性能もいいし」。ある男子生徒は笑顔を見せた。藤田さんは「いずれチームをつくって大会に参戦したい。チームを組めば、自己表現力や創作力、判断力が身に付く」と説明。プログラミングや人工知能(AI)を挙げ、「これからの時代に必要なIT感覚も養える」と話す。

 学校にもフリースクールにも通わず、家に閉じこもる不登校の若者らに「一人ではなく、一緒にゲームを楽しもう」と声を掛け、新たな出会いを期待する。

 同校やeスポーツ部に関心がある人は、同校TEL078・937・0396

【eスポーツ】 「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターゲームの対戦をスポーツ競技のように捉える呼び方。シューティング、格闘、パズル、サッカーなどのジャンルがあり、個人やチームで対戦する。世界的に認知が広がり、「将来は五輪種目に」との見方もある。2020年の世界市場は1400億円に達する見通しだが、日本での市場はまだ小規模。

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