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検定に合格した(右から)北風日渡さん、古閑遙祢さん、福崎彩花さん=神戸市兵庫区和田宮通2(画像の一部を加工しています)
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検定に合格した(右から)北風日渡さん、古閑遙祢さん、福崎彩花さん=神戸市兵庫区和田宮通2(画像の一部を加工しています)

 兵庫工業高校(神戸市兵庫区和田宮通2)建築科の2年生3人がこのほど、国家資格「2級建築施工管理技士」の第1次検定に合格した。近年は合格率3割程度の難関で、工事現場の管理監督の補佐ができる「技士補」を取得。卒業後の活躍に期待がかかる。(小野萌海)

 同資格の検定は2段階あり、基礎知識が問われる第1次検定に通ると技士補に。実務経験後に受けられる第2次検定に合格すると、現場監督として工事現場を管理できるようになる。第1次検定は17歳になる年度から受けられるが、試験範囲は同校建築科の3年次に学ぶ内容がほとんどだ。同校では就職や進学を見据え、3年間の集大成として第1次検定合格を目標にしている。

 今年6月にあった検定に2年生で合格したのは、北風日渡さん(16)、古閑遙祢さん(16)、福崎彩花さん(16)の3人。合格者のうち高校生はわずか1割だった。試験範囲はほとんど未習で、同3月末から自習や補修で試験対策を進めてきた。

 「問題の意味が分からないと気持ちが悪い」と担任の飴野拓教諭(36)に質問を重ねた北風さんは、試験中に感じた手応え通り合格。2級建築士の資格取得も視野に入れ、「将来は建築士として住宅の設計をしたい」という。

 同じく建築士への夢を膨らませる古閑さんは、500ページ超のテキストを簡略化してノートにまとめ、理解を深めた。自己採点は合格ラインぎりぎりだったといい、吉報を受けてまずは「ほっとした」という。

 水泳部の練習と資格の勉強を両立した福崎さんは、補修に参加できない分、通学時間や寝る前の30分を試験勉強の時間に充てた。試験1カ月前に解いた過去問題は不安が残る結果で諦めそうになったというが、両親に励まされ、無事合格した。

 3人を1年次から担任する飴野教諭は「少し教えるだけで食いついてくる北風さん、一番質問に来て最後まで粘った古閑さん、水泳部のキャプテンをしながらもしっかりついてきた福崎さん。みんなを誇りに思います」と笑顔で話した。

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