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中谷加工所「コリンキッカ」シリーズの新製品「Amber(アンバー)」を紹介する、同社の清谷典子さん=神戸市兵庫区和田山通1、中谷加工所
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中谷加工所「コリンキッカ」シリーズの新製品「Amber(アンバー)」を紹介する、同社の清谷典子さん=神戸市兵庫区和田山通1、中谷加工所
大人向け、子ども向け合わせて4色を用意した=神戸市兵庫区和田山通1、中谷加工所
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大人向け、子ども向け合わせて4色を用意した=神戸市兵庫区和田山通1、中谷加工所

 主にスポーツシューズや医療シューズの靴底を手掛ける「中谷加工所」(神戸市兵庫区和田山通1)が、カラフルな「親子コーデ」を楽しめるスニーカーを発売した。コロナ禍の苦境を逆手に取って立ち上げた自社ブランド「コリンキッカ」の第2弾。同社企画営業部長の清谷典子さん(44)は、「コロナ禍の運動不足解消や気分転換に一役買えたら」と話す。(谷口夏乃)

 同社は1989年に創業。マラソン選手用から一般向けスニーカーまで幅広く手掛けていたが、阪神・淡路大震災後、取引先が次々と海外に生産拠点を移した影響で、靴底生産が事業の大半を占めるようになった。

 2016年に2代目の中谷静香社長が就任してからは、自社ブランドの立ち上げを目標に掲げてきた。転機となったのが、コロナ禍による学校の臨時休校だった。子育て世代の社員が出勤できず、製造ラインのフル稼働が不可能に。製造量が大幅に減ったものの、空いた時間を生かして取り組みを進め、昨秋、念願のブランド設立を実現させた。

 「コリンキッカ」は、細胞の一種「コリン」と「きっかけ」を組み合わせた造語だ。「パーツを組み合わせてできた商品が、たくさんのお客さんと出会うきっかけになれば」との願いを込めたという。昨年9月、姫路産の天然皮革「エコレザー」を用いた女性向けのスニーカーを発売した。

 親子向けの靴「Amber(アンバー)」は、第2弾として今年7月に発売。コロナ禍で外出がままならない中、親子で公園をめぐったり山歩きをしたり、おそろいのデザインで楽しく運動不足を解消してもらうコンセプトという。

 陸上競技向けのノウハウを生かした加工底は軽くて疲れにくく、機能性が高い。環境にも配慮し、革や合成樹脂が使われることが多いかかと部分に土に返るバイオ素材を用いた。受注生産で廃棄ロスを抑え、靴底の修理にも対応する。

 カラー名は「ドリンク」をテーマにひとひねり。青色が基調の「ラムネ」、クリームベージュ色の「ラテ」や、子ども限定で、ピンク色に少し大人びた紫を合わせた「ベリー&ベリー」など4色がある。

 1足9900円~2万2000円。同社の公式オンラインショップから購入できる。中谷加工所TEL078・599・8177

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