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パソナが就職説明会 淡路島からオンラインで配信

2021.03.03
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撮影機器を前に、地方創生を語り合う若手社員たち=淡路市野島大川

撮影機器を前に、地方創生を語り合う若手社員たち=淡路市野島大川

 東京から淡路島への本社機能移転を進める総合人材サービス・パソナグループは3日、来年3月卒業予定の大学生らを対象にした就職説明会を兵庫県淡路市内の自社劇場で開き、オンラインで配信した。南部靖之代表(69)や若手社員らが登壇し、地方創生の動きや島の暮らしを紹介。全国の学生ら約200人が視聴した。

 来年卒業する大学生ら向けの会社説明会は今月1日に解禁。パソナは今回の催しを「ニッポンの未来をつくる会議」と名付け、今春卒業の学生や、これから就職先を考える学生らも対象とした。淡路島からオンライン限定で就職説明会を配信するのは初めてという。

 南部代表は「世界で活躍する若者を淡路島で育てたい。島にいると『やってやるぞ』という気持ちにさせられる」とカメラ越しに講演。「農業衰退やシャッター通りなど、東京一極集中の弊害は長年叫ばれてきた。いま、コロナ禍が働き方をもう一度考えろと言っている。答えは淡路島にある」と語りかけた。

 島内で働く若手社員5人が地方創生を語り合うコーナーでは「地元の方に教わってできた事業の企画もある」などと体験談を披露。大分県出身で入社1年目の男性(23)は淡路市の雑貨店で働いており、取材に「働きぶりを学生に伝えられる貴重な機会。自然が豊かな島の暮らしを楽しんでいる」と話した。(上田勇紀)