ひょうご経済プラスTOP 経済 コロナ禍吹き飛ばせ 香住ガニ初競りで過去最高額

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コロナ禍吹き飛ばせ 香住ガニ初競りで過去最高額

2020.09.06
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今季の初競りにかけられるベニズワイガニ=6日午前、香住漁港西港

今季の初競りにかけられるベニズワイガニ=6日午前、香住漁港西港

今季の初競りにかけられるベニズワイガニ=6日午前、香住漁港西港

今季の初競りにかけられるベニズワイガニ=6日午前、香住漁港西港

過去最高の1匹30万円で香住ガニを競り落とした海産物販売業者と井岡弘樹さん(左)=6日午前、香住漁港西港

過去最高の1匹30万円で香住ガニを競り落とした海産物販売業者と井岡弘樹さん(左)=6日午前、香住漁港西港

 日本海の秋の味覚、ベニズワイガニ(香住ガニ)の初競りが6日、兵庫県香美町の香住漁港西港であった。コロナ禍を吹き飛ばそうと、最高額は過去最高の1匹30万円。早朝の競り場は、初物を買い求める仲買人らの活気でにぎわった。

 ベニズワイガニの水揚げは関西では同漁港のみ。1日の漁解禁を受けて、小型船8隻が約100キロ沖で、水深約1100メートルの海底に餌を入れたかごを設置した。

 台風の影響で予定より2日遅れたが、例年並みの約20トンを水揚げし、約1483万円を売り上げ。人気を受け、近年は値上がり傾向だが、今季は宿泊施設や飲食店の需要縮小が不安材料だ。

 仲買人の知人で同漁港を訪れ、最高額のカニを贈られた元プロボクシング世界王者、井岡弘樹さん(51)は「食べ物の中で香住のカニが一番好き」と笑顔。香住港小型ベニガニ組合の福本好孝組合長(58)は「出漁から競りまでの時間を短縮して鮮度を保ち、おいしいカニを届けたい」と意気込んだ。漁期は来年5月末まで。(金海隆至)