ひょうご経済プラスTOP 経済 西日本最大級の産業メッセ開幕 新型コロナで出展は前年の6割に

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西日本最大級の産業メッセ開幕 新型コロナで出展は前年の6割に

2020.09.03
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三木の金物などが並んだ地場産ブース=神戸市中央区港島中町6、神戸国際展示場

三木の金物などが並んだ地場産ブース=神戸市中央区港島中町6、神戸国際展示場

特別講演する塩野義製薬の手代木功社長=神戸市中央区港島中町6、神戸国際展示場

特別講演する塩野義製薬の手代木功社長=神戸市中央区港島中町6、神戸国際展示場

 最新の製品や技術を発信する西日本最大級の産業総合展示会「国際フロンティア産業メッセ2020」が3日、神戸・ポートアイランドの神戸国際展示場で開幕した。新型コロナウイルス感染拡大を受け、「健康・医療」をテーマに製薬企業トップの講演や感染症関連製品の展示などがあった。ものづくり関連では、高校生に魅力を伝える企画も催した。4日まで。

 出展者数は317社・団体と前年の6割にとどまったものの、コロナ禍で受発注の機会が減った事業者にとっては貴重な場となり、商談や情報交換が盛んに行われた。

 健康・医療の展示に関連し、塩野義製薬(大阪市)の手代木功社長は「製薬企業が果たすべき責任」と題して講演した。新型コロナの治療薬、予防のワクチン、診断薬の開発状況を説明し、「(インフルエンザなど)感染症治療薬に注力してきたが、それだけでは不十分とコロナで教訓を得た。ベンチャーなどとの協業も含め、社会のニーズに応えたい」と述べた。

 航空機部品の製造に関係する中小メーカー22社でつくる神戸エアロネットワークの展示ブースでは、須磨学園高校の教室とオンラインで結んだり、科学技術高校の生徒らの訪問を受け入れたりして取り組みを紹介。メンバー企業の社長から話を聞いた同校2年の男子生徒(17)は「不良品を出さない工程管理がすごいと感じ、ものづくりへの興味が強まった」と笑顔を見せた。(長尾亮太)