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新型コロナウイルスワクチンの接種受け付けを想定した訓練=伊丹市昆陽池2、阪神北広域こども急病センター
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新型コロナウイルスワクチンの接種受け付けを想定した訓練=伊丹市昆陽池2、阪神北広域こども急病センター

 新型コロナウイルスのワクチン接種に向けた準備が、兵庫県内でも本格化している。政府は今夏の東京五輪開催も見据えて、国民への接種を急ぐが、医師の確保やワクチンの管理、副反応への対応など積み残されている課題は多い。

 米ファイザー製のワクチンは2月17日から、安全性の確認を目的にした医療従事者の先行接種が開始。3月中旬から医療従事者の優先接種、4月12日から65歳以上の高齢者、その後、基礎疾患のある人ら、16歳以上の一般の人-の順に予定されている。政府は来年2月までに全ての人の接種を終えるとしている。

 本格的なスタートは4月12日の高齢者の優先接種から。県内では157万人が対象で、その実施方法は各市町に委ねられている。

 接種方法は主に2通りある。集団接種と個別接種だ。神戸市は市内各区に集団接種会場を少なくとも1カ所設定し、個別接種は診療所など約800カ所での実施を目指す。

 多くの自治体が神戸市と同様に、集団と個別を組み合わせた手法で計画を進めるが、姫路市のように「集団接種は『3密』を招く恐れがある」として、かかりつけ医などの個別接種のみで実施する自治体もある。

 ただ、いずれの場合でも、ネックになるのは医療従事者の確保だ。

 各市町とも地元医師会を通じて医師の協力を募るが、前例のないワクチンの管理や感染予防対策など、医療現場に重い負担がのしかかることから難航している。

 豊岡市は不足が見込まれる看護師を公募する方針で、伊丹市は個別に開業医を訪問して協力を依頼。同市の担当者は「地道な“営業”で理解を得ていくしかない」と話す。(前川茂之)

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