兵庫県の西宮がテーマのオリジナル和菓子を動画で紹介し、限定販売するキャンペーンが始まった。西宮観光協会による体験型観光プログラム「まちたびにしのみや」の一環で、同協会は「西宮の多彩な魅力をおうちで楽しんで」とPRしている。(溝田幸弘)
同プログラムは今年で10年目を迎えた。コロナ禍により、現在は動画で西宮の魅力を発信している。今回の動画は、市内の和菓子店で作る「西宮和菓子ブランド発信事業実行委員会」が企画した。
紹介されているのは「あおやま菓匠」2代目の青山浩志さんが考案した上生菓子8品。西宮のゆるキャラをモチーフにした「みやたん」や、街の風景をイメージした「香櫨園浜」など芸術作品のような菓子が登場する。
青山さんは動画で、視覚や味覚、嗅覚に加え、舌ざわりなどの触覚、菓子の名を聞いて想像を膨らませる聴覚と「五感すべてで楽しめる点が和菓子の魅力」と話している。
動画は西宮観光協会の公式サイトから閲覧できる。上生菓子8個入りセットは3千円(税込み)。販売期間は来年3月末までで、購入には「まちたびにしのみや」の無料会員登録が必要。
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