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「川西StrongSBC」の中田達也代表(右から2人目)と峯崎清美監督(左から2人目)らコーチ陣と選手たち=川西市長尾町
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「川西StrongSBC」の中田達也代表(右から2人目)と峯崎清美監督(左から2人目)らコーチ陣と選手たち=川西市長尾町

 中学校にソフトボール部がない兵庫県川西市で、女子中学生がプレーできる唯一のソフトボールクラブ「川西Strong(ストロング)SBC」が誕生した。環境だけの理由で、競技を諦めざるを得ない少女たちを応援しようと設立。中学教諭らも指導者として夢を後押しする。まだ選手数は少ないものの、将来の県大会の頂点を目指して日々汗を流している。(伊丹昭史)

 市内には現在7中学校があるものの、同市教育委員会によると、ソフトボール部は1993年度に東谷中で廃部になったのが最後。少子化と教員数の減少などで、部活動の新設は難しい状況が続いているという。

 同クラブの中田達也代表(42)は、高校野球の強豪・履正社高校(大阪府豊中市)などで白球を追った元球児。ソフトボールをやりたいという小学生の娘らのため、2016年に小学生クラブを立ち上げた。

 ただ、卒団生がプレーする場がなく、多くは継続を断念。中田さんは19年に一念発起し、クラブの中学部として「-SBC」を設立した。

 監督を引き受けたのは市内の中学校教諭、峯崎清美さん(53)。ソフトボールの強豪・武庫川女子大学(兵庫県西宮市)出身で、猪名川町などの中学校で指導経験も豊富。旧知の中田さんの趣旨に賛同し「やりたくてもやれない子どもは結構いる。技術だけでなく、あいさつやマナーなども教えたい」と力を込める。

 練習は平日3日と土日が中心。まだ知名度が低いこともあり、所属選手は練習生(3年生)も含めて8人にとどまる。単独では試合ができず、他チームと合同で練習したり試合に出たり。大阪青山大学のグラウンド(同県川西市長尾町)で大学生に指導してもらうこともある。

 副将の大岡彩美(あみ)さん(中学2年)は東谷中でソフトボールを始めたかったが、部活動がないので陸上部に入部。昨年11月に同クラブを知って入団した。「打球の飛距離が伸びると楽しい」とほほ笑む。主将の児島碧衣(あおい)さん(同)は「人数を増やし、単独チームでまず1勝したい」と意気込む。

 中田代表はクラブの成長とともに、実業団選手らを招いたソフトボール教室やエキシビションマッチなどのイベントも構想中といい「川西を『ソフトボールのまち』にしたい」と話している。入団などの問い合わせはクラブのホームページまで。

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