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南芦屋浜の南護岸で整備された「中壁」=芦屋市涼風町
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南芦屋浜の南護岸で整備された「中壁」=芦屋市涼風町
景観を考慮しアクリル板が設置される予定の「後壁」=芦屋市涼風町
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景観を考慮しアクリル板が設置される予定の「後壁」=芦屋市涼風町

 高潮と強風の影響で兵庫県芦屋市南部の南芦屋浜地区に甚大な浸水被害をもたらした2018年の台風21号から4日で2年。県は、同地区の護岸で、防潮堤を海寄りの「中壁」と住宅地側の「後壁」の2段階で整備する工事を進めており、8月中旬には「中壁」がほぼ完成した。(名倉あかり)

 同地区は台風21号で17棟の床上浸水、230棟の床下浸水が発生。被害を受け、県は高潮対策のため、同地区の「南護岸」と「ビーチ護岸」に、中壁と後壁の防潮堤整備を計画。当初、今年8月末だった完成予定は、約半年遅れ、来年3月となっている。

 工事は昨年11月から始まり、高波の影響を受けやすい南護岸には高さ5・7メートル、砂浜があるビーチ護岸には高さ5・3メートルの中壁がそれぞれ完成した。6メートルを超える後壁は未完成だが、南護岸では以前より高さが0・7メートル増したという。

 県尼崎港管理事務所の小崎隆志高潮対策推進課長は、今年の台風対策について「工事前や土のうを積んでいた昨年に比べ安全性は高い」と説明する。

 工事車両の進入路として防潮堤が整備できていない約100メートルの区間は大型土のうで高潮を防ぐという。今後完成を急ぐ後壁はアクリル板をはめ込む仕様で、住宅街からも海が見えるようになっている。小崎課長は「安全と景観を大事にして対策を進めたい」としている。

 県は台風21号の被害を受け、県内の護岸施設51・3キロを10年で再整備する計画を進めている。

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